先日のサークル活動は、お母さんに教える工作講座でした。講師は、ママポタージュの心強い相談役になっている、親と子の自由空間「ほっと」の石川くに子さんです。
子どもが3歳をすぎて、粘土やお絵かき、ハサミを使って遊ぶことも増えました。お母さんと一緒のおうち工作で、準備することを学んだり、モノを大切にし考える力が育ち、手先が器用になるそうです。
牛乳パック、ラップの芯、トレー、ペットボトルなどふだん身近にあるもの、ゴミになってしまうものも子どもにとっては宝物。ちょっとの工夫でオモチャに変身することを教えてもらいました。
教えていただいたのは
①牛乳パックを使った「ビューン飛行機」小さな子どもでも簡単に紙飛行機が飛ばせるという優れもの。
②風船が縮もうとする力を風力に変える「風船カー」
③不思議な音の体験。内緒話が出来ちゃう「風船電話」
④光の不思議を感じる「分光版万華鏡」
⑤スライムがふくらむ「バルーンスライム」
参加者のお母さん達からは、ひとつ教わるごとに「すご〜い」と歓声が上がり、学生に戻ったような気分で、楽しみながら工作をしました。お母さんが楽しめなくちゃ、子どもも楽しめません。
そして工作の材料について。ついつい、もったいないからダメ!と言ってしまいますが、講師の石川さんは、「セロテープ、糊、紙は十分に使わせてあげてください」と言います。子どもは遊ぶのが仕事。形にならなくてもいい。楽しんでいる過程を認めてあげることが重要なんだそう。
家に帰って早速、おもちゃや引き出しを整理して、セロテープ、のり、ハサミを使いやすいようにしてみました。遊び方もどんどん変化し成長する時。どうしても親目線になりがちですが、こうして石川さんに軌道修正してもらうこの時間は、初めての育児に欠かせないものになっています。