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コラム

~東京の森から~東京チェンソーズ

檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」が、街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!

毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。

今年も〝薪フェス〞を開催 檜原村の薪をPR

今年もやりました、「ひのはら薪フェス20 1 5」。先月22日・23日の2日間、檜原村最大の夏祭り「払沢の滝ふるさと夏まつり」に合わせて開催、多くの来場者で賑わいました。

今回のテーマは「薪とふれる、薪と遊ぶ」。内容は大人から子どもまで大人気の薪割りを筆頭に、電動チェンソーでの丸太切り、薪を使った積み木、輪切り丸太の〝けんけんぱ〞。それからサイコロやコースターを作る「クラフトきょうしつ」もオープン。大いに檜原村の薪をPRしました。

クラフトきょうしつで熱心にコースターを作っていた姉妹は横須賀からのお客様。お母さんによると、これまで檜原にはまったく縁はなかったそうで、「(薪フェスは)川遊びに来たら偶然やっていたので立ち寄った」とのことです。府中から来たという親子連れも〝薪フェス〞への来場はたまたまで、キャンプが目的だったと話しました。これをきっかけに〝檜原の薪〞に親近感を抱いてくれたら嬉しいです。

電動チェンソーによる丸太切りには小学生も挑戦。チェンソーが少し重そうでしたが、スタッフが手助けして無事丸太を切り落としました。切ったあとの笑顔が素敵でしたよ。私たちの予想に反して盛況だったのが、〝けんけんぱ〞。地面に切った丸太を置いただけなのですが、通る人ほとんどが(大人も)、〝けんけんぱ〞して行く人気ぶり。やはり、あるとやってみたくなるようです。

檜原村ではスギやヒノキなど森林資源の有効的な利活用を進めています。これらの樹木のうち、伐採後、用材とならなかったものを薪にして使おう、という事業です。現在はおもに温泉施設「数馬の湯」の薪ボイラーの燃料として使われていますが、各家庭での薪ストーブなどの燃料用にも販売されています。お値段は1パレット6000円。ちなみ薪の製造は村のシルバー人材センターの方が担当。チェンソーを使う上、薪割り機も扱いを間違えると危ない機械なので、精鋭4名が交代で作業に当たっているそうです。

大人気の薪割り。うまく割るとすかっとします

檜原村の薪についての情報はフェイスブック・ページの『ひのはら薪割り通信』でも紹介していますので、ご参考にしていただければと思います。

コラム執筆者

東京チェンソーズ

今日も森にいます
株式会社 東京チェンソーズ
住 所西多摩郡檜原村654
TEL 042-588-5613

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