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我慢の1年待望の新曲「天山遥かに」

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三田りょうさん(テイチク)

歌手の三田りょうさん(テイチク、あきる野市)が待望の新曲「天山遥かに」(1350円税込)を出した。

エンターテイメント業界に冬の嵐が吹き荒れている1年余り、コロナ禍を振り返り、新曲への思いを聞いた

‐2013年発売の「風の旅人」以来、8年ぶりで待望の新曲になる。どのような歌。

三田「前作のアンサーソングで、舞台はユーラシア大陸のほぼ中央に位置する山岳の国キルギス共和国。愛する人を迎えにいく主人公の旅路をうたっている。

異国情緒漂うスケール感のある男の歌謡曲。カップリングは、同国の女性歌手グルムさんとのデュエット『空港物語』を収録した。歌いやすい軽快な曲になっている」

‐レコーディングは1年前だったとか。1年の振り返ると。

三田「1回目の緊急事態宣言明けの日にレコーディングした。当日は並木心前羽村市長が立ち会ってくれ、励みになった。作曲の弦哲也先生は『素晴らしい市長だね。三田君は幸せ者』と感心していた。発売がここまで延期になるとは思っていなかった。コンサートなどの活動は制限され、地元のTCNや琉球放送のレギュラー出演があり、支えになった」

‐「風の旅人」はキルギス共和国との架け橋になればと制作された楽曲で、これを縁に羽村市のキルギス親善友好大使を務めることにもなった。

三田「キルギス共和国男子柔道ナショナルチームが、東京オリンピックの事前キャンプを羽村市で行えるよう市や同国駐日大使館などと協力して実現を目指した。同国と羽村市との友好関係は深まったが、残念ながらコロナ感染の影響でキャンプは中止になった」

‐友好関係は礎ができたばかり。橋渡し役への思いは一層募っていると思う。

三田「『天山遥かに』を羽村市民の皆さんをはじめ多くの人に聞いて、歌っていただき、友好活動に役立てていきたい。コロナが収まれば、羽村市で是非コンサートを実現したい」

‐今後もキルギスで最も有名な日本人歌手との知名度を生かしてほしい。

三田「芸人のコロッケさんとアラバエフ・キルギス国立大大学内に無料で日本語を学べる教室を開校したことなどで、2人一緒に名誉教授に任命された。はちみつなどキルギスの名産品を使った商品も構想し、SDGs の観点から地元の役に立ちたい。コロナの落ち着きを見て、年内にもキルギスを訪れ、交流を進めたい」

‐ますますの活躍を。

霞川が歌に 全国発売

青梅市北部を東西に流れる霞川が歌になり、地元のカラオケファンらの間で話題になっている。

歌は「霞川」。歌手の笛吹もも香さん(日本クラウン)が2021年の勝負曲として全国発売した。

〽川の流れに寄り添いながら 二人で歩いた遊歩道 愛宕おとうろう 茶摘みの季節 めぐり逢いたい もう一度 瀬音悲しい霞川 作詞は多野亮さん。

作曲は多数の有名歌手に楽曲を提供する花笠薫さん。オーソドックスな演歌作品に仕上げた。

霞川は同市根ヶ布の青梅風の子太陽の子広場の西を水源とし、加治丘陵の南に沿うように流れ入間市街を抜けて入間川に合流する。長さは16㌔。

30年余り前に同市のご当地ソングとして「霞川慕情」(作詞吉田時蔵、作曲久保寺優)が発表された。

三田りょうさん(当時は瀬川きよし)がしっとりと歌い上げ、演歌愛好家に親しまれたが、マイナー盤で広がりは限られた。

今回の「霞川」は下流の入間市が舞台で、地元の名産や名所を歌いこんだ。発売まもなくオリコン演歌チャートでも上位にランクインした。レコード店やネットで発売中。

 

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