旅館を改装、広い店内でゆっくり
うどん処多喜山館青梅市小曽木
青梅市小曽木に、うどん処多喜山館が開店して4カ月、待望の緊急事態宣言が明け、スタッフらは自慢のうどんを「多くの人に味わってほしい」と張り切っている。
岩蔵温泉の旅館を改装した店は40畳の広間のほか、貸し切り利用できる10畳、14畳の個室などがある。広々とした店内は客同士の距離が保たれ、新型コロナウイルス感染症対策は万全。安心して食事ができる。
コシのあるうどんを旨味が効いたつけ汁で味わえる。牛スジは850円、カレーは750円、肉汁は700円で、いずれも100円増しで中盛、200円増しで大盛が注文できる。ざるうどんと丼物、天ぷらがセットになった多喜山セットもお勧めだ。
店内には浮世絵、日本画、シャガールなどのリトグラフ、書などの美術品が多数、展示され美術館にいるよう。ちょっと得した気分になれる。
営業はしばらくは11時〜15時。無休。新型コロナウイルス感染症の状況を見て、17時〜22時の夜営業も行っていく。今後は広さを生かし、個室を貸し切ったカフェも思案中。女性たちに喜んでもらえる甘味や地元の食材を使ったメニューを積極的に出していきたいという。
問い合わせは050(8881)4822へ。