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3ゾー会 多摩のうまいもん発見会議

グルメ

“笑顔とありがとう”ドラマのある店づくり

「街プレ~西多摩版~」「西多摩経済新聞」後援企画

今回の食材テーマは奥多摩の味覚 「奥多摩プレミアムきのこ」「奥多摩やまめ」

今回、素材提案といて出されたのは、奥多摩プレミアムきのこと、奥多摩やまめ。

奥多摩プレミアムきのこと呼ばれる「奥多摩あわび茸」と「奥多摩生しめじ」は、生産者・小川きのこ園の小川雄吉さんが36年にわたり研究を続け作り上げたものだ。

素材提案の場では多くの質問が飛び交った

多摩の美味(うま)いもん振興実行委員が16日、福生市熊川の石川酒造で3回目となる「3ゾー会」を開催した。昨年10月から3回にわたり地元の生産者と飲食店を結びつける場として企画されてきた司会。今回は25品が出席した。

同酒造の歴史を学びながら蔵見学をした後、生産者の素材提案、試食など実施。試食を行った参加者からは、店舗でのメニュー化を前提に様々な感想や意見が飛び交った。

同会事務局は「今回の素晴らしい素地が、一般の方にメニューとして楽しんで頂くことに期待したい」と話した。

酒造見学をしながら、酒の歴史を学ぶ参加者たち

今回参加の生産者「小川きのこ園」

どん底から、本物のこだわりへの挑戦

 昭和51年、仲間と7人で始めたキノコ栽培。十分な知識もなかった小川さんらの事業は失敗し、1億円の借金を負うことになった。 返済に追われながらも諦めず、この子を打って歩く生活が続いた。そんな中でも小川さんの「本当においしいキノコを作る」という因縁は変わらず、不眠不休でキノコの専門店を読みあさった。

材料や栽培方法を徹底的に直し、菌床に使う米ぬかは、全国から取り寄せた30瀬緩いの米からえりすぐった茨城県の有機米を。水も地下500メートルからくみ上げた天然水を使った。

また栽培する種類も小川さん自身が「一番おいしい」と思うものを厳選。っ世界でも限られた地域だけに自生する希少なキノコの成長に合わすんです」と話す小川さんは安定供給の難しいキノコを、独自の生産方法で生産期間を半分に、賞味期限も格段に延ばすことに成功した。

「馬鹿は馬鹿なりに一生懸命勉強しなくちゃいけない。その代わり自分が納得するものを作って成功した時は、何物にも変えがたい感動がありますから」と笑顔で話した。

現在は、大手百貨店、スーパーなどでも販売するが、価格は常に変えない。

 

小川きのこ園

0428-83-3861

住所:奥多摩町梅沢539

 

地元食材探し、奥多摩やまめと出会う 今回参加の飲食店「鮨生」

奥多摩やまめのおいしさ、ぜひ味わってほしい!

カイワレ寿司や山菜の料理など創作メニューで評判の高い鮨生。奥多摩やまめのメニュー提供する同店の松原正嗣さんは3ゾー会で、その魅力を語った。

「奥多摩やまめはマイルドな味わいと、ヤマメ独特の風味が絶品」。松原さんは3年前、地元、青梅の食材を使った弁当を作ろうと各生産者えお訪問。そんな折、奥多摩やまめと出会った。

奥多摩やまめは1998年、東京都水産試験奥多摩分場(現在の奥多摩さかな養殖センター)が開発。通常2年で産卵し一生を終えるが、奥多摩やまめは3、4年とせいちょうを続け、40センチ~50センチの大きさとなり、肉質も良くなる。

その味に惚れた松原さん。仕入れの交渉に訪問する「奥多摩やまめの押し寿司」。下に絡みつく独特の触感が特徴の逸品メニューだ。

松原さんは「まだ安定した仕入れが難しいが、ぜひ多くの皆さんに味わってほしい」と話している。

鮨生で「奥多摩やまめの押し寿司」販売中!

多摩うまいもん発見!要予約!

奥多摩やまめの押し寿司1,000円(10貫)

 

人気のランチメニュー924円

寿司セットもしくは海鮮丼セット(味噌汁、小鉢、コーヒー付)

鮨生 0428-31-1011

住所:青梅市新町2-14-10

営業時間:午前11時~午後10時

定休日:水曜 駐車場:13台

 

■次回予告

詳しくはホームページへ!

http://www.pianet-g.co.jp/events/6321090:Event:14707

3ゾー会に関するお問い合わせ

042-539-4566(プラネット)へ

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