喜びある在宅看護を羽村市栄町 福祉総合サービス ㈱はればれ
3年前に羽村市栄町に福祉総合サービス㈱はればれ(石井俊一代表)は設立された。
石井さんは公立病院の看護士として20年間勤めた。その間、在宅看護に対して何も知らない家族が、患者を抱え不安そうな顔で退院していく姿を何度も見送ってきた。
「自分たちにも何かできないか」と看護士仲間に声をかけ同社を設立。現在、パートを含め看護士経験のあるスタッフ8人、ケアマネージャー2人の仲間と共に利用者の生活を支えている。
「誰だって自宅で療養したい。1人でも多くの人が、安心して在宅看護が受けられるよう努力したい」と話した。西多摩圏外からの要望も多く、随時看護士を募集している。問い合わせは042(578)9860へ。
100種の素材で作った逸品奥多摩 釜めし 青梅市日向和田
夏の行楽シーズンとなるこの時期、青梅市日向和田の「奥多摩釜めし」には首都圏から、その味を求め多くのファンが足を運ぶ。お目当てはもちろん釜めし。オーナーの相澤誠一さんが長年、試行錯誤を繰り返し作りあげた絶品の味だ。
評判はその味だけではない。「本当に体に良い料理を」と、釜めしを中心とした全8品の御膳は目に見えるもので50種、見えないものを入れれば100種近くもの体に良い素材で作られているから驚きだ。
多摩川を眼下に見下ろし、竹林に囲まれた絶好のロケーションもごちそう。奥多摩釜めしは1680円。営業時間は午前10時〜食材がなくなるまで(夕方ごろ)。火曜のみ午後2時まで。問い合わせは0428(78)9393へ。
引越し屋さんが高齢者をサポート 立川市西砂町 ペガサス サービス㈱
引越業を行う立川市西砂町のペガサスサービス㈱(横山剛代表)は、高齢者の生活を支える何でもサービスを展開し注目されている。
日々、現場をまわる中、高齢者が1人ではできないことが多く、不安な生活を送っている現実を知った。「引越屋として何かできないか」とニーズを聞き、ベッドの移動から部屋の片づけ、旅行中の水まきなど多彩なサービスを展開。電話一本で駆けつけるのも喜ばれている。自治会などを通じてニーズを掘り起こし、対応できるものは可能な限り請け負う。
「地域密着で安心して暮らすためのサポートに力を入れていきたい」という。営業時間は午前9時〜午後8 時。年中無休。問い合わせは042(520)8596へ。
「お客様の笑顔がやりがい」 青梅市日向和田 ペットショップ メルヘンランド
青梅市日向和田のペットショップ「メルヘンランド」(高野花愛代表)は創業20年。ペットブームでトリミングショップが増え続ける中、リピーターでにぎわい続ける。
ペットの毛をカットすることが一般的でなかった時代。高野さんはトリミングの存在を知り魅了された。1年間、無給で働き技術を習得。同店を開業した。近隣に同様の店舗はないものの、利用者は「1カ月に1人くらい」と思っていたところ、すぐに予約が殺到した。
20年たった今も心掛けているのはペットたちとのふれあい。子どもに接するよう笑顔と会話を何より大事にする。「お迎えにくる時のお客様の笑顔が何よりうれしいんです」。問い合わせは0428(23)8275へ。
害虫防除の草分け 羽村市羽中 太陽消毒㈱
建売開発が進んだ時代。都内に白アリなどの害虫被害が一気に広がった。羽村市羽中の太陽消毒㈱( 川崎明夫代表)は、白アリなどの害虫に対する認知度が低い時代に開業し、西多摩地域の家や建物を守ってきた。
昭和48年、害虫被害の深刻な問題を知り仲間と開業。シロアリの生息地は九州などの温暖地域と考えられていた当時、建設業者も居住者も、建物が腐っていく原因が分からなかったという。
「営業で回っても、馬鹿にされたり、追い返されたり苦労した」と振り返る。やがて害虫の認知度の高まりと共に受注も伸びていった。「時代が変わっても、信頼に応える誠実な仕事をするだけ」と話した。問い合わせは042(555)0558へ。
「地域とのつながりを第一に」 羽村市羽 ㈱西多摩自動車学校
羽村市羽にある㈱西多摩自動車学校(義山光浩代表)は、「地域への恩返し」をテーマに掲げる。年に1度、同校を開放し開催するフェスティバルは1500人以上でにぎわう。今年も10月の開催に向け、地元高校生のダンスチームや模擬店出店者を募っている。
また地域からの要望に応え、肢体不自由者を対象にした手動式運転装置の導入も準備。近隣駅から1時間に1本往復する送迎車は、道中であればどこでも利用ができるなど、きめの細かいサービスが喜ばれている。
企画担当の中野浩史さんは「創業38年。地域の人に支えられてきました。これからも地域とのつながりを第一にしていきたい」と話している。問い合わせは042(554)1943へ