バリューアップジャパン 3ゾー会プロジェクト
「街プレ~西多摩版~」「 西多摩経済新聞」後援企画
第4弾 今回参加の生産者「秋川牛」&「こだわり卵」
3月12日、福生市熊川の石川酒造向蔵ホールで第4回目となる3ゾー会が開催された。回を重ねるごと参加者数が増え続ける同会。今回は賛同する飲食店事業社、サポート事業者ら23社が参加し、様々な意見交換が行われた。
~西多摩の特産品を、逸品メニューへ~
3ゾー会は、究極の素材にこだわり続ける生産者と日々、創意工夫を重ねた料理を提供する飲食店事業者を結ぶ「バリューアップジャパン3ゾー会プロジェクト」として、これまで3回実施。熱い思いのぶつかり合いにより、数多くの新メニューが誕生してきた。
第1回では、多摩地域100以上の店舗へ商品を卸す㈱福生ハムが、第2回では、青梅の山間地域で希少な野菜100種を生産する川口農園が第3回では、奥多摩の山間で、きのこ栽培に命をかけてきた小川きのこ園と東京都水産試験場奥多摩分場が開発した奥多摩やまめ、それぞれの素材を提案。延べ34社の飲食店オーナーと「食を提供する思い」の共感が産まれ新たな一歩を踏み出した。
今回参加の 生産者「松村商店」
A4ランク以上の黒毛和牛を、地元ブランド「秋川牛」に育てる
あきる野市菅生の竹内牧場の牛を5年前より、地元の名を冠した黒毛和牛「秋川牛」として販売を行ってきた。3年前、「竹内牧場の牛でA4ランク以上を秋川牛とする」という定義を設け、地元のブランド牛として積極的な展開を実施。鎌倉武士の伝説にも残る竹内牧場が、自然から湧き出る地下水を与え、1頭1頭手塩にかけて育てた銘牛の1頭買いを行い、競り落とした日から1、2日で販売。「肉の鮮度」にこだわり、広く評判となった。
また同社では秋川牛のレトルトカレーを開発。口コミで評判が広がり1年で2万パックを販売するまでに。その他にも秋川牛のビーフジャーキーなど、加工商品も人気となっている。「おいしければ、必ず口コミで広がる」と松村兼房さん。「今後、3ゾー会を通じ、飲食店への販売を展開していきたい」と話した。
松村商店
☎042-596-0253
住所:あきる野市小中野116
今回参加の生産者「かわなべ鶏卵農場」
山間地域の環境、水が産み出した絶品卵
青梅の山間地域で約25000羽の鶏を飼育する、かわなべ鶏卵農場。生産される卵は、深いコクの中にほんのりと甘みを持った、絶品の卵だ。国産種にこだわり、赤玉もみじ、さくらなどをヒヨコから飼育。 環境や、与える飼料、水などに細心の注意を払い、まさにわが子のように手塩にかけて育てられている。 同農場は先代が50年ほど前、100羽のヒヨコから始めた。現在、現場を動かす川鍋重美さんは産まれた時から、鶏と共に育ち、人とのつながりを大事にすることを、2代にわたり心掛けてきた。また生協などに卸していた事業主体を、価値の高い生産体系に変えこだわりを持ったスーパーや、飲食店、食品加工業者へ販売。お客様の声を直接聞ける直売所も開いた。 川鍋さんは「うちの卵のファンになってもらいたい。おいしいと言ってもらいたい。そのために努力を続けるだけなんです」と話していた。
かわなべ鶏卵農場
☎0428-74-5492
住所:青梅市小曽木2-271
●●●●●●●ついにお披露目!●●●●●●●●
「3ゾー会お花見イベントin石川酒造」開催へ
~西多摩の特産品を使った逸品メニューが一同に~
地域の皆様への発表会とも言えるイベントが桜の時期、いよいよ開催。趣向を凝らした逸品メニューの他にも、地域の様々な逸品が出店する。ゆるやかな時間がながれる雰囲気の中、ぜひ絶品料理を味わってほしい。
開催日4月22日(日)
場 所石川酒造 オープンガーデン