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あきる野市の二宮神社で、今年の吉凶占う伝統の「筒粥神事」

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早朝より境内で行われるどんど焼き

 あきる野市の二宮神社(あきる野市二宮、電話042―558―5636)で15日、農作物と世の中の吉凶を占う「筒粥(つつがゆ)神事」が行われる。

毎年、小正月の同日早朝に行われるこの神事は、篠竹の筒に入った粥の状態を見て、1年間の農作物の作柄と世の中を占う。粥を炊く鍋の中に篠竹筒32本を入れ、炊き上がると宮司が神前でその篠竹を割り、竹筒に詰まった粥の分量を読み上げる。32本の筒は31種類の農作物と世の中を表し、篠竹に入った分量で各農作物の今年の吉凶と世の安泰を占う。

当日、神事で炊かれた火は、どんど焼きに点火。持ち寄られた正月飾りなどと一緒に燃やされる。時間は6時〜。

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