~東京の森から~ 東京チェンソーズ
林業家集団「東京チェンソーズ」が、街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、
リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。
地域密着 駅伝で檜原村チームに参加
あけましておめでとうございます。年明け第一弾は正月らしく、駅伝の話題で始めようかと思います。正月の風物詩ともいえる箱根駅伝を筆頭に、駅伝はこの時期各地で多くの大会が開催されています。チームが一丸になって襷をつなぐという、なかなかドラマチックな競技ですよね。じつは、私たち東京チェンソーズもこの冬、檜原村のチームとしてある大会に参加しました。
先月8日に開かれた「第9回上野原市駅伝競走大会」がそれ。上野原市(山梨県)は地元・檜原村とは山をひとつ隔てただけのおとなりさん。結婚や仕事を通じて古くから交流があり、結びつきの深い関係を築いています。そうした縁もあって檜原では毎年チームを送り出していました。大会には8つのカテゴリーに100を超えるチームがエントリー。市内の国道20号線などを使って熱戦を繰り広げました。チェンソーズとして4回連続の参加となる今回は、代表の青木をはじめ5人が出場。檜原村Cチームの2区から最終6区を走りました。
2区は昨年入社の青柳が担当。3㌔強を走り込む練習を10回以上重ねて臨みましたが、登り坂でなかなか苦しめられたようです。3区、飯塚。今回が2回目で前回と同じ、一番きつい山登り区間。「今年こそ違う区間を走れると思ったのに…」との後日談。4区、大塚。青柳同様、昨年入社の新人です。大学時代にボクシング部で鍛えた脚力で、繰り上げスタートの危機1分前に、なんとか5区へ襷をつなぎました。5区は4回連続出場の吉田。元陸上部の意地で6人を抜く快走をみせ、アンカー・青木へ。
結果は一般の部参加の50チーム中、真ん中よりややうしろ…。でも、大事なのは順位じゃないんです。地域の代表として走れたことです。「沿道の方が、檜原村体育協会と書かれたビブスを見て『檜原村がんばれ!』と応援してくださるのが嬉しくもあり、頑張らねばと思えた」(大塚)。昨年はたいへんお世話になりました。ありがとうございます。
弊社では、本年も植栽、下刈り・間伐といった森林の整備に励むのはもちろんのこと、木をめぐる良い環境づくりを目指し精進して行きたいと思っております。そのなかで、地域と都心部とを結ぶ橋渡し的な役割も担えたらと願っています。最後になりましたが、みなさまにとって、良い1年でありますようお祈り申し上げます。