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「日本の伝統文化を継承したい」

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新春に夢を託し春の七草植える

楽しそうに七草を植える参加者たち

あきる野市小川のビニールハウスで先月22日、「春の七草を植える̶新春に夢を託して̶」が開かれた。

七草の行事とは、万葉の時代より伝わる伝統行事。旧暦正月7日に、七種の菜を粥に炊き込み、これを食べることで長寿と幸福を祈念するもの。七草とは「せり」「なずな」「おぎょう」「はこべ」「ほとけのざ」「すずな」「すずしろ」の七種の野草を指す。

今回で7年目となった七草の寄せ植え体験。晴天に恵まれた当日、40人余が参加した。主催の森田さんは「長く受け継がれてきた日本の四季を感じる文化。こうしたすばらしい日本の文化を、途絶えさせずに受け継いでいきたい」とあいさつ。

竹や陶器でできた鉢植えが配られ、運営スタッフは七草の植える場所や、その意味などを説明し指導。順次、配られていく七草を鉢植えに植えながら、参加者は自分だけの寄せ植え作りを楽しんだ。

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