緊急出動!はしご車体験?
公園遊びや遠足にぴったりの季節となりました。
今回は、青梅市の子育てサークル「紙ひこうきくれよん」の青梅消防署見学へ参加させていただきました。
「紙ひこうきくれよん」は、40年の歴史をもつサークルで、毎年代表者が入れ替わりながら、脈々と受け継がれてきたそうです。現在は親子8組で、週2回程度、お友達との関わりあいを学び、外遊びや室内遊びをしています。
見学会の目玉は、はしご車のはしごに乗せてもらえる!
という、夢のような体験です。
ヘルメットと安全ベルトの着用、そして泣かないこと!というのがはしごに乗るための条件。大きなはしご車を目の前にしてなかなか一歩踏み出せません。
トップバッターがやっと決まり、準備完了!いざはしご車に乗ろう、としたその時!!出動ベルが鳴りました。
「福生で火災発生!!」との指令が。今まで子どもの相手をしてくださったはしご隊員たちの顔つきが変わり、すぐに出動の準備に取り掛かります。「危ないから下がって!」あたりは騒然となりました。子ども達も驚き、はしご車と消防隊員を見守ります。 「ウ〜!」というけたたましいサイレンを鳴らして、はしご車、ポンプ車、救急車が次々と出動していきました。
消防署にポツンと残された私達…。しかし、火事を消すのが消防車の仕事です。残念がる子ども達をなんとかなだめて、車庫に残っている車を見学することになりました。この近辺では青梅消防署にしかないとういう、珍しい指揮統制車。中にはトイレや水道、テレビもあり、災害時に会議場所や休憩所にもなるそうです。また、青梅ならではの山岳救助車もありました。
それにしてもすごいタイミングで火災発生。はしご車体験は延期になり残念でしたが、地域の安全を守る消防署のみなさんの現場を目の当たりにして、とても心強く思いました。
お忙しい中、親切にしてくださった青梅消防署のみなさんの対応、そしてかっこいい姿は、記憶に残る出来事だったと思います。ありがとうございました!
「紙ひこうきくれよん」ではサークルメンバーを募集中です。未就園児の親子で会費は月額500円。青梅・羽村市内の公園や児童館で活動しています。