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コラム

~東京の森から~ 東京チェンソーズ

檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」が、街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。

檜原村の印象がかわります!街道沿いにサクラ、モミジを植栽

ついこのあいだまで檜原村はまだ冬の印象だったのですが、このところすっかり春めいてきました。野に咲くフクジュソウに続き、ウメもちらほら花開いています。

さて、そんな村ですが、いま大変身中なのをご存知ですか?都道や村道沿いを中心にこれまでの針葉樹を伐採、モミジなどの広葉樹に植え替えが進んでいます。

あきる野市から村へつながる檜原街道。都民の森や払沢の滝などへ向かうバスが通る道です。その街道沿い、村へ入ってすぐの中山地区でも同様の植え替えが行われており、このたび完成しました。私たち、東京チェンソーズが仕事を受け持たせていただいた場所です。これまでは落石防止のネットの向こうにヒノキ林が連なるところでした。そこを約300㍍にわたって伐採、広葉樹に植え替えました。植えたのはシダレザクラ、イロハモミジ、ミツバツツジ、オオムラサキの4種類。サクラ、モミジの大きくなる木が点々とあるなかにツツジ類を散らせて植えています。村へ入った途端、視界に花や紅葉が飛び込んでくること間違いありません!

作業を始めた日は地面に霜が降りる極寒の1日でした。植えるためにはまず穴を掘る必要があるのですが、凍てついた地面が固く、なかなか作業がはかどりません。それでも掘り進めるうちに柔らかい土が出てきて、思わず「やった!」と声が出る中、作業を進めました。あの日に植えたオオムラサキはとくべつ印象が強いです。

また、サクラやモミジは丈が3㍍もある大きなもので、根も〝寝巻き〞という麻の袋に土ごと包まれていて、重さも10㌔ぐらいあるけっこう扱いづらいものでした。運ぶのがまず一苦労。そもそも、私たちがこれまで植えてきたのは丈60㌢ほどのスギ・ヒノキが中心。サクラ、モミジも植えていますが、もっと小さなものでした。うまく植えられないせいで枯らしては一大事と、日頃お世話になっている庭師の方に応援を依頼。こうした大苗の植え方をレクチャーしていただきました。

驚きだったのは水を使うこと。水をかけ土をほぐして植えるのです。園芸の世界では常識だったかもしれませんが、山の仕事ではめったに使いません。固定観念に囚われていたようです。支柱の立て方も教わりました。

こうして無事に植えることができました。あとは花が咲くのを待つだけです。檜原村の印象が大きくかわりますよ。

 

 

コラム執筆者

東京チェンソーズ

今日も森にいます
株式会社 東京チェンソーズ
住 所西多摩郡檜原村654
TEL 042-588-5613

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