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コラム

奥多摩町長選 現職が勝利、800票の大差

師岡町政の地固め進む

保守系無所属の現新一騎打ちとなった奥多摩町長選は12日に投開票され、現職の師岡伸公氏(70)が、新人で元町教育長の若菜伸一氏(66)を破り、再選を果たした。得票数は師岡氏が1781票、若菜氏が950票。投票率は68.30%と低く、前回73.13%を大きく下回った。当日有権者数は4054人だった。

師岡氏は前回、都民ファーストの会推薦を受けたが、今回は自民党を意識して、どこからも推薦を受けなかった。このため、選挙戦では西多摩の全首長が支援に入り、師岡町政の安定性を印象付けた。

800票を超す大差は師岡町政の地固めが進むものとなり、町役場の建て替えや高齢者福祉の充実、教育環境の整備などの施策に思い切って取り組む環境が整った。

師岡氏は町議や町議長を経て2020年の町長選で現職の河村文夫氏を破り、初当選した。

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西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
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