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散策レポート「田村酒造蔵見学と多摩川土手の桜」【街プレ倶楽部 街歩き 心の風景】

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本年の西多摩の自然と歴史を巡る旅第2弾、「田村酒造蔵見学と多摩川土手の桜」は、3月31日、4月7日に、合計60名の参加者で開催された。桜も見頃、田村酒造の建物と庭も美しく、また、かつて田畑を潤し、水車を回した田村分水と熊川分水など、この地の歴史や文化にも触れた。
参加者から、昔の香りのする土地(中福生通り)から少し歩いただけで、新しい街並み(水田があった土地)にがらりと変わる、かつての水田の広がりが良く感じられる、という声が挙がった。

田村酒造 酒造蔵

田村酒造 酒造蔵内

田村酒造 大ケヤキ

桜並木

ランチ(浜膳)裏手に熊川分水取水口

多摩川土手の桜

西多摩の自然と歴史を巡る旅
田村酒造蔵見学と多摩川土手の桜(福生市)

スタート JR福生駅

砂利運搬専用鉄道跡
今も当時の名残を留める道
昭和初期から30年以上、多摩川の砂利を運搬するため、1.8kmの専用鉄道があった。今は道路となっている。

神明社
美しい梅、桜で知られる神社

田村酒造
敷地内には白壁が美しい歴史的建造物が並ぶ。
多くは国登録有形文化財。
「嘉泉」で知られる酒造の酒蔵を見学。
田村家はこの地に400年の歴史を持つ。江戸時代には名手などの村役を務めた。江戸後期に酒造業を開始。敷地内には江戸期の土蔵造りの建屋が並ぶ。昭和の建物である水車小屋含め、多くの建物は国登録有形文化財。庭や田村分水も美しい。用水建設、青梅鉄道敷設など、地域発展への寄与も大きい。

旧ヤマジュウ田村家住宅
国登録有形文化財に昨年末指定された。
明治後期の建物。道から拝見。
酒造を営む田村家の分家。郵便局開設や電報電話業務開始など、本家同様、この地の発展に寄与した。

古の香り漂う中福生通り周辺

桜並木の遊歩道
見事な桜の花。古木が並ぶ遊歩道。

多摩川中央公園
広い河原の公園。中を流れる小川(田村分水)も心を癒す。

ほたる公園・せせらぎ遊歩道
湧水の流れ下の川。市民憩いの遊歩道。

多摩川土手の桜
西多摩の代表的桜並木
永田橋から睦橋の間2.5kmに及ぶ多摩川土手に500本の桜が並ぶ。中でも五日市線と睦橋間が花見客で賑わう。

熊川神社・熊川分水
平安初期の創建といわれる。本殿(拝殿奥の覆殿の中)は安土桃山時代の建物と考えられ、市内最古の木造建造物。都指定有形文化財。

幸楽園/浜膳
ランチは創業60年以上の生け簀レストラン「浜膳」で!
かつて森田製糸場別荘、熊川分水起点。
多摩川を見渡す段丘に建つ店。玉川上水に面し、近くに熊川分水取水口があり、敷地内を抜けて流れる。かつての森田製糸場の森田家別荘。

清岩院
湧水池が美しい日本庭園の寺。

開催日 3月31日(火)・4月7日(火)、2回
各20名 雨天中止
集合 JR福生駅改札口付近9:20
解散 JR熊川駅15:25頃
コース 全長約7.0km(明神下公園迄は5.3km(バス便あり))
ランチ 生け簀レストラン「浜膳」で「刺身御膳」
参加費:2,700円(ランチ、保険料、ガイド料等)

 

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