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宮中新嘗祭 献穀米、献穀粟を収穫

農業

悪天候の中、農家の尽力により実り

あきる野で山内さん瑞穂で久保田さん

稲を育てた内山さん一家

JAあきがわ(坂本勇組合長)管内の篤農家内山晃さんの水田(あきる野市)で4日、宮中新嘗祭に献納する米を収穫する「宮中新嘗祭献穀抜穂祭」が、JAにしたま(村野英夫組合長)館内の久保田晴利さんの畑(瑞穂町)で10日、同祭に献納する粟を収穫する「宮中新嘗祭献穀粟抜穂祭」が、JA職員や近隣住民らが見守る中、それぞれ執り行われた。宮中新嘗祭は天皇陛下がその年に収穫された五穀を、天照大神をはじめとした天神地祇に供え、作物の恵みに感謝し、自らも新穀をお召し上がりになる宮中行事。古来から受け継がれ、毎年11月23日に宮中神嘉殿で執り行われている。

あきる野市の同祭式典では河野清亮久保熊野神社宮司が祝詞をあげ、坂本組合長、川久保晃小川支部長、堀部徹神社総代らが玉串を奉納した後、白装束に身を包んだ内山さん家族が秋晴れの下、稲に鎌を入れた。稲は内山さんにより精米され、白米の状態で献穀される。「今年は8月〜9月にかけて雨が多く、稲の出来を心配していたが、例年並みの出来栄えになりよかった」と内山さんは話した。河野宮司は「内山家の昼夜絶えずの努力で立派なお米が出来たと思う。安心し奉納できる」と神酒拝戴の音頭をとった。

瑞穂町の同祭式典では栗原寛昌宮司が祝詞ををあげ、白装束に身を包んだ村野組合長、奉耕者の久保田夫妻が粟に釜を入れた。今年は記録的な豪雨と日照不足が続いたが、「久保田さん夫妻の努力で、元気な粟ができた」と職員は話していた。収穫された粟の内、5合が奉納される。

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