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コラム

~東京の森から~ 東京チェンソーズ

檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」が、街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!

毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。

森を通じて人の生活をより良くする「バイオエコノミー」

スウェーデン大使館で森林関連イベント開催

スウェーデンでの森林活用イメージ。化学や織物にも

今月7日から20日の日程で在日スウェーデン大使館主催の森林関連イベント「Treasures of the Forest〜森のタカラ、未来のチカラ〜」が開催されました。私たちも参加したオープニングセミナーでは、経済における森林の役割の重要性に焦点をあて、日本・スウェーデン両国から官僚や政治家、民間企業人、研究者が出席して、活発な意見交換があり、人と社会がどう森林を活用し共に成長していくかといった貴重なお話を伺うことができました。

当日、もっとも頻繁に聞かれた言葉に「バイオエコノミー」と「イノベーション」があります。

「バイオエコノミー」は日本ではあまり馴染みの無い言葉ですが、近年、北欧やオランダ、ドイツで活発に議論され始めた新しいコンセプトで、石油を中心とした化石燃料経済から脱却、森林由来の資源による代替で経済を発展させるというものです。いま化石燃料で作れるもので、森林由来の資源にて代替できないものは無いという確信のもと、多様な産業の「イノベーション」および横の繋がりを通して、持続可能かつ発展していく経済を創造していくという考えです。

たとえば木質繊維から生まれるナノセルロースなどの新素材。これは今後、自動車や航空機の部品、医療製品などの分野で活用が見込まれています。また、石油の代わりに木の含有成分を使ったバイオプラスチックもあります。

スウェーデンは日本と同様、国土の7割が森林です。林業に携わる人口は10万人。これは総人口の10%に当たります。つまり、10人に1人が森に密接に関わっているということ。そのせいか、人の生活と森林との繋がりがいまも深くあるように感じました。印象に残ったコメントに「森は我々の夢、恐怖、そして神話の媒体である」、「森は我々の心であり、魂である。森を通して社会を、人々の生活をより良くする」といったものがあります。

ちなみに日本の林業人口は約5万人(総人口の0・0 0 4 %)。2万5000人に1人という計算です。

東京チェンソーズでは4月の植林から始まる東京美林倶楽部第2期会員を募集中です。これを機会にあなたも森林に関わりませんか?

コラム執筆者

東京チェンソーズ

今日も森にいます
株式会社 東京チェンソーズ
住 所西多摩郡檜原村654
TEL 042-588-5613

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