「篠原流の恩返ししたい」
青梅市出身の歌手でタレントの篠原ともえさんの青梅市親善大使任命式が先月、同市役所会議室で開かれた。この後、「梅の再生まつり」に出席した篠原さんは梅の髪飾りに梅柄の着物と帯という華やかな梅づくしの和服姿で任命式に臨んだ。
任命式では親善大使の任命書、たすき、「ゆめ・うめ・おうめ」と書かれた名刺が浜中啓一青梅市長から篠原大使に手渡された。
浜中市長は「青梅市初の親善大使をお願いしたところ、快く引き受けていただいた。豊かな自然と歴史・文化に恵まれた青梅市の親善大使に最もふさわしい篠原さんに市の魅力をPRしていただきたい」と期待を示した。
篠原さんは「デビューしたときから恩返ししたいとずっと思っていた」と、ふるさと青梅への思いを述べ、「青梅には変化していく豊かな可能性がある。篠原のアイデアと明るさとキャラクターで篠原流の恩返しをしたい。できれば市のゆるキャラのデザインを手掛けたい」と意欲を示した。
篠原さんは1979年生まれ。青梅市立若草小・霞台中卒。文化女子大短大卒。16歳で歌手として芸能界デビュー。女優、タレント、作詞家などのほか松任谷由美コンサートツアーの衣装デザイナーを務めるなど多彩な才能を持つ。