子供を大人として認める儀式「元服式」
御岳登山鉄道は3月22日に武蔵御嶽神社において「元服式」を開催する。
「元服式」とは、子供の成長を祝う儀式の一つ。最近では、子供の健やかな成長と幸せを祈る「七五三」や、成人になったことを祝う「成人式」が一般的だが、もともとは奈良時代の日本武家において子供を大人として認める儀式「元服式」が行われていた。
今年で4回目の開催となる「元服式」は、古式ゆかしい武家装束の直垂に身を包み、武蔵御嶽神社の宮司に侍烏帽子をかぶせてもらい、神前に玉串を捧げる。そして、太刀を佩いて記念写真を撮影。その後、記念のお札をもらい、家族とともに御岳山の宿坊でお祝いの食事をするという流れだ。
同社は、2017年3月から中学校を卒業した子どもたちの記念行事として、武蔵御嶽神社、御岳山観光協会、御岳山商店組合の協力の下で「元服式」を開催している。
開催時間は9時〜14時。参加費は有料。定員は10人(抽選)。申し込みは公式サイトの応募フォームから(「御岳登山鉄道」で検索)。問い合わせは御岳登山鉄道(0428̶78̶8111)まで。