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香りシクラメン「みず穂の香〜ファーストラブ〜」

農業

町のオリジナルネームでPR

瑞穂町のシクラメン農家が、同町産のシクラメンを同町名と掛けたオリジナルネーム「みず穂の香(みずほのか)〜ファーストラブ〜」と名付け、販売している。中垣園芸など町内5軒が12月末までに計650鉢を販売する予定だ。

品種は都農林総合研究センターが育成した香りシクラメン「はる香ミディ」。シクラメンの原種にはもともと香りがあったが、長く観賞できる品種を目指し交配が進み、徐々に香りは失われていった。同センターは1980年代後半から、シクラメン本来の香りを持ちながらも観賞用として楽しめる、香りシクラメンの研究開発をはじめ、新品種を発表。その後同町で栽培が始まった。

当時は町内のほとんどの農家が栽培していたが、栽培にはきめ細やかな管理や高い栽培技術が求められることなどから徐々に生産者は減少。都内で栽培を続けるのは中垣園芸だけになっていた。

中垣園芸は、他の農家が香りシクラメンの栽培をやめた後も毎年300鉢以上を栽培。売り場の一番目立つ所に置くなど試行錯誤しながら、販売に励んだ。2019年、中垣園芸の香りシクラメンに対する思いと、産地としてみずほ育ちのシクラメンをもっとPRしたい農家仲間の思いが形になり、「はる香ミディ」を復刻。他の生産者ももう一度栽培に挑戦し、試験的に販売。今年から本格的に「みず穂の香」として販売を始め、新たにポスターやオリジナルラベルを作成し、JR拝島駅や箱根ヶ崎駅での展示のほか、SNSでの情報発信を通じ、積極的にPRしている。

「みず穂の香」は中垣園芸のほか、同町の長谷部園芸、杉田園芸、吉重園芸、栗原園芸で12月末まで販売している。

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