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コラム

感染症対策に役立ててオゾン室内用除菌消臭器

地元企業が日の出町に寄贈

オゾン室内用除菌消臭器を田村町長(中)に渡す香山工場長(左)と齊藤社長(右)

感染症対策に役立てて欲しいと、日の出町三吉野工業団地内にあるケイ・ワイ・ライト(齊藤章浩社長)とオーク製作所日の出工場(香山登工場長)は11月15日、日の出町にオゾン室内用除菌消臭器を寄贈した。同町庁舎で田村みさ子町長に贈呈した。

贈られたのはオーク製作所(本社・町田市)が製造するエアービーナス1台と小型化したエアービーナス・ミニ2台。強い酸化力を持つオゾンを発生させることで、空間に存在する細菌やウイルスを不活化し、清浄にするもの。エアービーナスは90畳、ミニは40畳に対応する。ケイ・ワイ・ライトも環境浄化関連製品を扱っており、両社で協力し寄贈が実現した。

生成にUVランプ式を採用したことで、放電式で発生してしまう有害な窒素酸化物を生成せず、安全を確保。イベント会場や会議室、一般家庭など広く利用できる。これまで3000台を出荷している。

田村町長は「新型コロナウイルスの感染は落ち着いているが、6波への備えは必要。3密回避など基本的対策と共にいただいた除菌消臭器などを活用し対策したい」と感謝した。齊藤社長と香山工場長は「コロナ対策を含め地域住民の健康維持に活用いただければうれしい」と口をそろえた。

ザ・地元の職人

萩原燃料 秋川住宅設備 照久さん、利信さん兄弟 あきる野市秋川

電気、ガス、上下水道 

住宅など建設業界は高齢化と、若年層の就労の低さが課題となっている。長期不況の影響もあり、若者から敬遠されがちな施工職人の確保は大きな課題だ。それでも西多摩、昭島にはしっかり人材がいる。父子で、兄弟で、日本の家づくりを担っている。(岡村信良)

快適な生活提供

阿吽の呼吸で作業する萩原照久さん(左)、利信さん兄弟

工事現場で花を咲かす「兄弟船」ならぬ〝兄弟職人〞がいる。ガス、上下水道、電気。生活に欠かせない設備全般を請負う。

兄弟はあきる野市秋川にある㈲萩原燃料・秋川住宅設備の萩原照久さん(45)と利信さん(39)。父親の勇次さんが創業し55年になる会社を継承。地域に密着し、しっかりとした自社施工、アフターサービスで信頼を得ている。

照久さんは1年間、複数の建設会社で研修させてもらい、家業を継いだ。19歳の時だ。利信さんも20歳から兄の背中を追った。役割分担をしているわけではないが、現場では主に照久さんが水道やガス、利信さんが電気関係を率先して担う。阿吽の呼吸で作業をこなしている。

照久は「弟は研究熱心で新しいものにすぐに対応できるよう努力しています」、利信さんは「兄は昔気質でお客さんへの礼節を大事にしているので、任せて安心」と互いを認め合っている。

新しい製品が次々に出て、顧客のニーズも変わるが、「お客さんにとってより良い提案をして、生活が快適になり、喜んでもらえるのが遣り甲斐」と2人は顔を見合わせた。■「ザ・地元の職人」はシリーズで掲載しています。

父の背中■10■ 先代の仕事と教え

誠実と努力で家業を守る

ネッツトヨタ多摩 田村勝彦氏

2022年に創業100年を迎える交運社。この会社こそ、東京西部のカーライフをサポートするネッツトヨタ多摩の原点である。というのも1960年、同社が交運社の自動車販売部門として出発したからにほかならない。

 「いま、取締役会長として交運社の重石になっているのが父の征利。あえていえば守成の人。自動車整備会社の5代目として福生で地域密着の着実な運営を行った。100周年は新たな創業のときということができよう」

両社の社長を兼務する田村勝彦氏の言葉だ。交運社の社史には、勝彦氏の曽祖父・曾祖母にあたる田村孫次郎氏とキヨさん、都議会議員でもあった祖父の利一氏といった名前が残る。そんな先代たちが築き上げた家業をより堅固にしたのが征利氏である。

「社是は、この社長室にも掲げられている〝誠実努力〞。それを私は父親の背中から教わった。征利の日常を端的に表現すれば、読む、飲む、祈るという3つ。少年時代から歴史や科学の本に親しみ、長じては酒に癒しを求め、人智でははかれない存在を敬う」

1937年生まれ。立川高校、明治大学商学部に学び、東京いすゞ自動車(現いすゞ自動車首都圏 )に就職。20代後半で実家に戻り、交運社の経営に参画していく。その後、目の病が進行したが、いまでも月1度の朝礼は欠かさず現場と向き合っている。

「とにかく交運社と田村家を守り抜くことに対しては誰にも負けない執念を持っていた。父は同族会社こそ日本的経営の長所と考え、社員も家族という考え方も終始一貫して変えていない。ぶれない経営で時代の波を乗り切った」

こうした姿勢は社会的貢献の追求にもつながる。これはネッツトヨタ多摩を中核としたS&Dホールディングスの共通目標でもある。日頃から店舗周辺の清掃活動、環境保護のための植林、交通遺児や被災地への支援などに幅広く取り組む。【岡村繁雄】

コラム執筆者

編集室システムU

西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
“地域の今”を切り取ります。

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