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コラム

奥多摩の小河内から、西多摩の魅力、お届けします

奥多摩の子ども達が主役の映像作品「いなかでバンバン〜特別編〜」完成‼

 昨年末に旧小河内小学校でOBCキッズと共に撮影した映像作品「いなかでバンバン〜特別編〜」がついに完成!いつもの「いなかでバンバン」シリーズ作品は、かん先生のヘンテコいなか暮らし動画となっておりますが、今回は子ども達が主役です。

「廃校で遊んじゃおう!」というテーマで、子どもたちが廃校の校庭や木造校舎内で、元気に飛んだり跳ねたりしている様子が楽しめます。保育園0歳児クラスから、小学3年生までの幅広い子ども達が共演しているのも魅力です。

廃校と言ったら、どこか物寂しいイメージが湧きそうな気がしますが、楽しそうにあそぶ子どもたちと、それを微笑んで見守る大人たちとで作り出される空気によって、とてつもなくあたたかく幸せな雰囲気になっていました。

コロナ禍で出張OBCライブはできておりませんが形こそ違えど、この動画制作も「子ども参加型まちおこしエンターテイメント」と言えるのではないかと思っています。やっぱり奥多摩町では子ども達がまちおこしの主役なのです。

奥多摩湖に見守られながら大人になる

雪が積もった湖畔は、まるで別世界

僕は東京最西端の集落・留浦に生まれ育ちました。奥多摩湖にお越しいただいたことがある方はご存知かと思いますが、降りやすい湖畔ってほとんどありません。僕の故郷、留浦集落には数少ない降りやすい湖畔が広がっています。

子どもの頃はよく留浦湖畔で遊んだもの。当時は釣り客が多く、規制も緩かったのか、祖父が釣り人の為に勝手に湖畔に筏を作っていたので、そこに喜んで乗っていたことを思い出します。湖に落ちて救出された記憶も…。

学生の頃、湖畔は感傷に浸るための場所に。湖面に吹く風が、思春期特有のネガティブな感情を掻き消してくれるような気がしていたのです。

社会人になってからは、仕事終わりに缶ビールを持ってふらりと訪れることを好みました。誰もいない夕暮れのドラム缶橋で飲むビールは最高の贅沢でした。

そして、現在は息子と一緒に歩くお散歩コースに。息子は駆け回ったり石を投げたり喜んで遊んでいます。

振り返ると、いつの時代も奥多摩湖畔は優しく迎えてくれていたような気がします。

留浦のすぐそば、小留浦でも湖畔にも降りることができます

コラム執筆者

島崎 勘

島崎 勘(パフォーマー)かん先生
小河内から奥多摩を、さらには西多摩を盛り上げ、その魅力を全国に発信していきたい!と活動しています。
合言葉は「東京最西端から最先端のまちおこし」。

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