多摩川川下り事業者組合に加盟している各社のインストラクターと共にフィールドの清掃活動を行いました。従来の多摩川リバークリーンに加えて、白丸湖・海沢渓谷(いずれも奥多摩町内)でも新たに行いました。年間に何万人もの方がラフティングやカヌー、キャニオニングなどのリバーアクティビティを楽しみに青梅奥多摩に来られます。実際にお客様と接するインストラクターが伝えるメッセージの影響は大きなものがあると考えます。ただただ、フィールドを消費するのではなく、100年先にも楽しむ為に今何ができるのか?清掃活動をきっかけにインストラクター間で話し合う機会も増えてきています。フィールドを楽しみ感謝する気持ちを持つことで、保全につながります。たくさんの人と土地を結びつける意味でも、我々インストラクターの責任も大きいと感じております。
コラム執筆者
柴田 大吾
大学探検部時代にラフティングに出会い、オーストラリアでリバーガイドとして活動。
2009年、日本代表選手として世界大会で総合準優勝。現在、御岳で「みたけレースラフティングクラブ」を運営。