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コラム

「ライジャケ」を川遊びのドレスコードに

 夏が本格化してくるとともに、全国で水の事故も目立つように。海や川、ため池などでの事故は、命が突然奪われるもので本当に辛いです。

ラフティングで御岳渓谷を漕いでいると、川に入って水遊びをするグループの姿も増えてきました。綺麗で冷たい水は暑い季節には最高で、川遊びの楽しさは素晴らしいですが、人の命の重さに比べるとちっぽけなもの。

川遊びで川遊びで命を落とすようなことはあってはならないことだと感じます。川での楽しさを享受する為に大切なことはリスクマネジメント(安全管理)。危ないから離れるのではなく、リスクとどうお付き合いするのか考えることです。ライフジャケットの着用はまず挙げられる方法だと思います。

 最近はお洒落で機能的なものも増えてきました。ポケットに入れることで携帯の紛失も防げます。『子どもたちにライジャケを!』という全国に知られる活動がありますが、リスク回避の判断が難しい子ども達には特にライジャケを身につけ、川を安全に楽しんでほしいです。

コラム執筆者

柴田 大吾

大学探検部時代にラフティングに出会い、オーストラリアでリバーガイドとして活動。
2009年、日本代表選手として世界大会で総合準優勝。現在、御岳で「みたけレースラフティングクラブ」を運営。

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