福生の夏の風物詩が3年ぶりに帰ってきた!
8月最終週、待ちに待った「Fussa Kanizaka Rock Festival 2022 Vol・37」が開催された。
夏のイベントも続々と中止が決定される中、7月に目にするようになった「やるぜカニ坂!」。コロナ禍の状況で出来ることを着々と行い、このビッグイベントの開催実現に至った。
前夜祭前日にはステージ、会場の設営を出演者、出店者も参加し行われ、前夜祭を含め3日間、個性豊かなステージが繰り広げられた。音楽も、朝の盆踊りも、バンド間の転換のDJタイムも、会場は沸き、癒され、染み入り、来ているお客様も出演者も、出店者も、実行委員もみんな笑顔だったのが印象に残っている。
ゆかりのミュージシャンがこの3年の間に何人かこの世を去った。しかしイベント当日、まるでそこにいるような感覚を覚えたのもこのイベントが「自分たちで作る自分たちの祭」だからではないかと思う。
「40年余前〝自分たちの祭〞やろうぜ、と仲間でそれぞれの表現を文化祭みたいに出し合ったのが始まり。そろそろ若い世代に引き継いでいきたい。これからも〝自分たちの祭〞という芯を繋いでいってほしい」と実行委員のシンさんは話す。喧嘩したり笑ったり、暖かな人たちか作り上げる〝自分たちの祭〞。それが福生カニ坂ロックフェス。福生の熱い夏が、終わった。
GO!GO!生福生
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