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コラム

初代グランプリは誰に!

THE WALK JAPAN 2023

全国目指し、50人が美と健康の歩き方競う

関東エリア大会 1月7日 羽村市で

日本一美しく歩く女性を決めるコンテスト、T HE W AL K JA P A N2023の関東エリア大会(谷澤亞希実行委員長)が1月7日、羽村市のプリモホールゆとろぎである。予選審査を通過した50人が全国大会出場を目指し、美と健康の歩き方(ウォーキング)を競う。PWA(一般社団法人プロフェショナルウォーキング協会)が主催する。

歩き方をコンセプトにしたコンテストは世界初となる。姿勢や歩き方を通して心身ともに健康になり、幸福度の高い社会を目指すと共に、年齢、ジェンダー、ルッキズムにとらわれないボーダーレスな社会を啓蒙していくことが目的。

大会はBeautifu l部門身長159㌢以下、同160㌢以上に分かれ、歩き方の美しさや動きの正確さなどを審査。1次審査は規定ウォーク、2次審査は自分らしさを表現できるかなどを見る。各部門からグランプリ、準グランプリの計4人を選考する。関東大会ではこのほかに特別賞を用意した。

エリア大会は全国11都市で開催され、各エリア大会の受賞者は来年3月15日に神戸メリケンパークオリエンタルホテルで開催される全国大会に進む。

ダンスやダイエットのスタジオを運営する谷澤実行委員長は、ノーブルクイーン、グローバルアース、アジアパシフィックのミセスコンテストでグランプリを受賞している。コンテストを通し感じたのが、歩き方の大切さだったという。

「美しく正しく歩くことで、姿勢がきれいになり健康につながる。今後は子どもたちの新しい習い事になっていくのでは」と話し、美しく歩くことが当たり前になる社会を西多摩地域から発信していきたいという。

THE WALK JAPANは3年後にニューヨークでの世界大会開催を見据えているという。 関東エリア大会は15時開場、16時開演。S席5000円、VIP席1万円。スポンサー企業も募集中。詳しくはホームページで。

 

父の背中 -34- 先代の仕事と教え

日本キルギス、歌の旅人

歌手 三田りょう氏

2021年、歌手の三田りょう氏は羽村市より表彰された。キルギス共和国友好親善ボランティア大使として活動したことが理由。さかのぼること8年、三田氏は同国の独立22周年を祝うコンサートで、『風の旅人』を5万人を前に披露している。

「キャンペーンで全国一周をした01年、鹿児島県で知り合った畜産家・水迫政治さんの牧場に10年ほど前、キルギスの国会議員が視察に来たのがきっかけ。両国の友好ソングを出そうと『風の旅人』を僕がレコーディングした」

三田氏はキルギス滞在中、メディアにも多数出演し、文化交流の架け橋になった。羽村市が昨年の東京五輪におけるキルギス柔道チームの事前キャンプ地に決まる際に尽力。三田氏を親善大使に任命したという経緯がある。

「1987年、キングレコードから『新潟慕情』でデビュー。歌謡界の荒波にもまれながらも、2000年に『哀愁フェリー』で日本有線大賞有線音楽賞を受賞。ずっと演歌で勝負してきたが、キルギスとの出合いが僕の新境地を開いたかもしれない」

歌手を本格的に志したのは、城西大学卒業後。福生市の会社に勤めながら、コンクールなどに出場。そのなかで第1回日本アマチュア歌謡祭が84年にあり、優秀歌唱賞に輝く。それを機に作詞家・伊吹とおる氏に師事。三田氏の背中を強く押してくれたのが父の光男氏である。

「昭和一桁生まれの父は歌謡曲が好きで、カラオケもうまかった。中学校を出ると多西農協(現JAあきがわ)に入った。職場では有名なムードメーカーだったらしい。農協の女性部から頼まれカラオケ教室の指導もしていた」

息子の歌手としての大成に夢を託した光男氏は、病で60歳という若さで他界した。三田氏は父親の享年をすぎ、いま喉の調子はかつてないほどいいという。これからも年齢相応の歌をファンに聴かせたいと話す。 【岡村繁雄】

コラム執筆者

編集室システムU

西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
“地域の今”を切り取ります。

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