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森と遊び、森と育む子どもたち

コラム

寒さ本番!子どもたちは自家発電

森の教室では雨の日も雪の日も外。寒い冬の時期でも子ども達は飛んで跳ねて元気に園庭を走り回っています。太陽の有難さを感じるのも冬ならでは。寒い外で過ごすからこそ子ども達はわずかな日向に集まり「あったか〜い」と太陽の恵を感じ取ります。でもやはり冬本番!2〜3歳の年少さん、時には寒くて涙がぽろり…でも泣いたっていいんです。寒いんだもん。大人だって泣きたいくらい寒い!でも一日中泣いている子はいません。子どもは寒さを忘れて遊びに夢中になれるから本当にすごいなぁと思います。そんな年少さんの時期を超えるとあら不思議。「森の子だから寒くないよ!」といつのまにか自家発電組にまわるのです。「あれ?今年は平気だぞ!」…と1年前の自分と今の自分の成長を子ども自身が確認できるのも野外保育だからこそ。身長や体重の数字では測れない心と体の成長を感じる時です。

縄跳びで自家発電!

幼児期に野外生活をたくさん経験して育まれるのは『人間力』です。自ら考えて行動する力を身に付けます。季節を肌で感じること、野外での多少のケガも失敗も貴重な体験として積み重ね、次の行動の道しるべとなり大きな自信になって心も身体も成長していきます。

「だって森の子だもん!」を合言葉に今年も寒い冬を楽しんで乗り越えます!

冬でも外でお絵描き

コラム執筆者

紡ぐ手

大久野幼児園 森の教室の閉園をきっかけに「未来の子どもたちに、この自然豊かな環境、この歴史を紡いでいきたい」と保護者ら3人で園存続に向け、「紡ぐ手」を立ち上げました。
令和5年より「自然保育 森の幼児園」としてスタート。自然保育の魅力などをお伝えしていきます。

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