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コラム

ムササビが暮らす森は、東京の大きな財産

ムササビ

ムササビ、今でも出会うとワクワクする哺乳類です。北海道、沖縄県、千葉県を除く日本各地に分布するリスの仲間で、東京都では高尾山や御岳山をはじめとする多摩南西部の森で暮らしています。

平地から標高1000㍍前後の山地に生息し、社寺林にも定住します。日中は樹洞や巣箱の中で休息して、日没30分から1時間後に巣穴から出巣し、夜間に活動します。植物食で、春は花の蕾、晩春から夏にかけては若葉、秋はドングリ、冬にはスギの球果や雄花と、季節に応じて様々な餌を樹上で採食。冬眠はせずに年間を通して活動することから、多様な樹種で構成されている豊かな森がムササビの暮らしに欠かせません。

ムササビの食痕(ミズナラの葉)

東京の南西部の森は、現在でもムササビが個体数を減らすことなく生息していることから豊かな森であると言えるのです。

大都会のすぐ近くにこのような自然が残ることは、東京の素晴らしい財産の一つですね。

コラム執筆者

宮田 浩

エコツーリズム・グリーンツーリズムなどに携わり現在は年間を通じ、御岳や奥多摩などを中心としたツアーガイドなど数多く行う、川と森を案内するスペシャリスト。

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