多摩川沿いの「我が家」のような不思議なカフェ
こだわりとぬくもりが溢れる店内に癒される。
お料理もデザートも、手作りならではのクオリティ。
新築でこの場所を選ばれた、と伺いました。きっかけはどんなことだったのですか。
「好きな喫茶店がいくつかあって、いつかお店を開きたいと思っていました。開業を夢見て色々な方にお話を伺い、資金を準備したりコーヒースクールやセミナーにも通いました。そして環境の良いところを探しているときに、不動産屋さんに紹介されたんです。多摩川沿いで、人通りも少なく大丈夫かなという思いはありましたが、週末には多くの自転車が通りますし、お散歩をする方も多いです」。
店内には猫のグッズやアジアのお洒落な小物、小説や単行本も置かれていて、まるで自宅リビングのような雰囲気。店内は靴を脱いであがることもあり、おもわず「ただいま」とつぶやいてしまいそうだ。
「主人の仕事の関係で、マレーシア、ニュージーランドなどでの生活体験から、ランチメニューにはその時の経験を生かしています。デザートは友人に教わり、私が作っています」。
店内は木が沢山使われいるほか、油絵も掲げられている。
「空間にこだわって素材を選び、床もテーブルも木を多く使っています。小物もいつしか手元にあったものです。油絵は学生のとき美術部で。風景より人物画が好きでコンクールにも参加しているんですよ」。
7年間の感想はいかがですか。
「いままでの友人や同僚、親戚が来てくださったのはとても嬉しかったです。週末は忙しい時もありますが、お客様にはゆっくりしてほしいんです。この近辺は知らない人同士も挨拶したりお話したり、絆が強い地域だと思います。最近はママ友さんも良く来られますね。
今はオープン7年の感謝として、インドネシアの〝バティック〞というロウケツ染めの布で作ったしおりをプレゼントしています。ぜひお気軽にお立ち寄りください」。※3月初旬は長期休暇あり。事前確認をお願いします。
カフェ蘖(ひこばえ)
昭島市福島町3-7-3
TEL:042-519-5477
営業時間:11:30~17:00
定休日:月曜日・金曜日
※祝日の場合は営業、翌日休業。
※テイクアウトの出来ます。