青梅市在住の作家・岩下尚史さんの講演も
青梅市観光協会は9月2日・3日、1泊2日のツアー「御岳山 秋の虫の音鑑賞会」を行う。
御岳山は、その美しい声から「鳴き虫の王」といわれるカンタンの貴重な生息地としても知られ、青梅市では初代市長の中村來内さんが1956(昭和31)年に初めてカンタンの声を楽しむ会を企画。以来、60年以上にわたり鑑賞会が開かれてきた。
コロナ禍のため3年間中止にしていたが、今年はカンタンを始めとする虫の音の他、青梅市在住の作家・岩下尚史さんの講演 「天つ空(あまつそら)への架け橋 御岳山に舞い継がれる伝統芸能の起源」も交え、御嶽講の最上位の参拝方法である、神職たちの世襲によって江戸時代後期から変わることなく受け継がれて「太々神楽」の鑑賞も行う。
1日目はは15時に御岳登山鉄道「御岳山」に集合の後、講演、御師料理の夕食、秋の鳴き虫ナイトウォーク、交流会の後解散。2日目は朝食後、「太々神楽」を鑑賞し解散となる。募集人数は2人以上から受付、50人(25組)。参加費は1人17000円。(1泊2食付、税・保険料、プログラム参加費込)
申し込みは同観光協会HPで。