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SDGsを西多摩の"道しるべ"に

SDGs

西多摩の森林・木材の資源循環を目指し、目標を掲げる
地域産業・卒塔婆の製品化できない廃材活用を検討

日の出町商工会/拠点:日の出町

日の出町商工会では、会員のSDGs推進を促進する事業として「西多摩の森林・木材の資源循環を実践して、脱炭素・カーボンニュートラルにつなげる」を掲げた推進計画の検討を行った。

日の出町商工会では2022年、会員事業所のSDGsに関わる取り組みの経営支援を行うため毎月、「SDGs研修」を実施。SDGsの達成目標の一つ「つくる責任 つかう責任」に関連する取り組みの推進をテーマに、個々の事業所と共に、学び、実践に挑戦を始めた。

全体の取り組みでは西多摩の特性である森林・木材の持続可能性を高める取り組みとして、地域産業である卒塔婆・棺桶の資源循環を強力に進めている。
日の出町は、墓の立てられる供養のための木の板「卒塔婆」の生産量が高く、国内の約7割を占めている。

卒塔婆の製造上発生するプリントミスするなどした製品の、バイオマス燃料としての活用ができないか検討を進めた。将来的には卒塔婆や棺桶製造以外にも、木材関連業も巻き込み、製材や木工加工業から発生する木材の端材を活用して、日の出町商工会として木質バイオマス発電の実施にまでつなげる計画も夢見ている。

個々の会員事業者では自動車整備業の資源リサイクルや、食品製造業の製造工程で発生していた廃棄物を利用した新製品の開発・販売も検討。その他、2030年までの目標として「産業と技術革新の基盤をつくろう」をテーマに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じた、インフラ改良や産業改善により、時速可能性を向上させる。「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」をテーマに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させ、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる案などを議題にあがった。「陸の豊かさも守ろう」をテーマに、国際協定の下での義務に則って、森林、湿地、山地及び乾燥地をはじめとする陸地域生態系と内陸淡水生態系及びそれらのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保。あらゆる種類の森林の持続可能な経営の実施を促進し、森林減少を阻止し、劣化した森林を回復させ、世界全体で新規植林及び再植林を大幅に増加させる。などを掲げている。

 

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GOLD:ダイハツショップ福生田園
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