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多摩川で漕いで拾って考えた

コラム

西多摩の魅力は川だけじゃない

多摩川の豊かな流れは山からの恵み

川のスタートはどこでしょう?と質問すると、『湖から』と考える方もいらっしゃるかもしれません。湖にある水がどこから来たかと考えると、雨水も含めやはり『山から』という答えになると思います。多摩川の源流は山梨県にある笠取山の水干という場所。最初はポタポタと落ちる水滴が、少しずつ流れとなり、支流の合流を経て、138kmの旅を羽田で終える頃には大河となります。

2023年末にLeaveNoTraceインストラクター講習で赤城の山に行きました。学生時代以来の山行は魅力的で、自分史上最高レベルに山熱が上がっています。2024年は年明けに初めて雲取山に登り、先週は青梅丘陵にも初めて行きました。こんなに近くに素晴らしい場所があることを知り、改めて西多摩の魅力を感じています。まもなく、御岳に移住してちょうど14年。自分が知らなかったこと、興味がなかったことの多さに愕然としておりますが、山を知ることで川の魅力を再発見することができています。小さな枠に囚われることなく、世界を広げる1年にしたいです。

尾根からの景色はテンションが上がります

コラム執筆者

柴田 大吾

大学探検部時代にラフティングに出会い、オーストラリアでリバーガイドとして活動。
2009年、日本代表選手として世界大会で総合準優勝。現在、御岳で「みたけレースラフティングクラブ」を運営。

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