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昭島を桜の名所に

国際ソロプチミスト昭島 12年前から毎年植樹18種110本に

「地域の桜を守り、増やしたい」。国際ソロプチミスト昭島は12年前から桜苗木100本プロジェクトに取り組んでいる。昭島市に桜を寄贈。同市環境コミュニケーションセンター(エコパーク、同市美堀町)に植樹された桜は毎年市民の目を楽しませている。

国際ソロプチミストは、女性の人権尊重と地位向上、男女共同参画社会の推進、児童と青少年の健全育成、自然環境保護活動に対する顕彰、支援などの活動を展開する。

中でもソロプチミスト昭島は環境課題へ関心を注いできた。2008年の認証20周年を記念して昭和記念公園入口に植えたシダレザクラは多くの来園者に親しまれている。

同プロジェクトを2012(平成24)年にスタート。

「昭島は昔から桜の木が多かった。ただ、古木が多くなり、新たな植樹の必要性を感じた」と話すのは伊藤靖子さん。同プロジェクトを現会長の和気恵子さん、西野芳子さんらとけん引する。伊藤さんが会長を務めた認証30周年のおりには、日本さくらの会から同プロジェクトに対し、さくら功労者として表彰を受けた。

植樹作業には拝島第二小学校6年生にも参加してもらい、日本の文化と心を伝えてきた。コロナ禍では小学生の参加は見合わせてきたが、今年も3月5日にシダレザクラを植樹。桜は太白など希少種を含め計110本を超えた。

会員たちは3月21日、エコパークを訪れ、育ち具合を観察した。「ここで桜まつりを開催できたら」。会員たちの希望は桜のつぼみのように膨らんでいる。

早咲きのカンヒザクラの下で

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編集室システムU

西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
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