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青空 台地 農の風 ～ 農のあるまち 生きる人たち～
たわわに実った落花生収穫
JAにしたま親子農業体験 19組46人が参加
「おおまさりネオ」や「郷の香」掘り出す
ＪＡにしたま（羽村市羽東）は９月７日、地域の子どもたちとその親世代に、農業体験を通して都市農業の大切さを理解してもらおうと第16回親子農業体験を開催した。19組46人の親子が参加した。
瑞穂町高根の栗原延江さんが提供した畑で、10人余りのＪＡ職員の指導を受けた親子は、落花生がたわわに実る苗を掘り出した。収穫したのは大莢（おおさや）で甘さが強く、食味の良いゆで豆用の品種「おおまさりネオ」やゆでると独特の香りとコクが味わえる「郷の香」。各組５株ずつを掘り出し、ポーチュラカの花苗と共に土産として持ち帰った。
長澤莉子さん（５つ）は祖母の久美子さんと一緒に参加。昨年、友だちが参加して楽しかったことを聞いたそうで、落花生の収穫体験は初めて。久美子さんは「夫とやっている畑を手伝ってくれることもある。楽しみにしてました」と話した。
開会のあいさつで大野英一代表理事専務は「落花生がどのように成っているか掘り出して観察してください。収穫した落花生は家で料理してもらい、作業を思い出に味わってください」と呼びかけた。
落花生の収穫は10月半ばまで続き、同ＪＡの直売所で販売する。
土を掘り、落花生を収穫する家族