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都内で東京狭山茶の手もみを実演、PR

農業

「手もみを初めて見た」「お茶のうま味がわかる」など驚きの声

東京狭山茶手もみ保存会は1月16日〜20日、JA東京アグリパーク(渋谷区)で東京狭山茶の手もみ実演イベントを行った。

JA東京アグリパークは「東京の農業や東京産の農林水産物について情報を発信する拠点」として昨年4月、JR新宿駅南口徒歩約3分ほどのスペースにオープン。JA東京中央会が企画、運営し、農業の魅力や重要性を伝えるために、食と農に関する様々なイベントを展開している。

今回、JAにしたま管内の茶農家が中心となり、「手もみ茶を見る!飲む!楽しむ!〜お湯を注ぐと〝ぱっ〞と葉が開くお茶を知っていますか?」と題し、東京狭山茶手もみ保存会による手もみ台(ホイロ)での実演や、茶農家の解説付きでおいしいお茶のいれ方講座や試飲、手もみ茶の販売などを行い、手もみ風景などのデジタルサイネージ、パネル展示も行いPRを行った。

手もみの様子

手もみ茶の楽しみ方を説明する農家(右)

当日は来場者からは「甘さと苦みと渋みが調和した、普段飲んでいるお茶と全然違う味」などの声が。東京狭山茶手もみ保存会副会長の古川宗昭さんは「手もみ茶を飲んで、お茶本来の〝濃いうま味〞を感じてもらえた。手もみの一連の技術が、通常の機械製造の市販茶にも活かされている」と話していた。

手もみ茶は、急須を使わず”しずく茶”という飲み方で味わう

 

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