お彼岸 命のありがたさを思う
季節は巡り、秋のお彼岸(9月20日〜26日)を迎えます。春と秋の理想的な季を選び取り、日本人は先祖の霊を偲ぶと共に、今、ここにこうしてあることのありがたさを感謝し続けてきました。とても大事なことです。
お彼岸の7日間は、ふだん忘れがちな先祖のことを思うと共に、仏壇に手を合わせて、自分がこうしてあることに感謝をし、ご先祖や大地・自然からいただいた、この自分の命をどう使っていくかを、ふりかえる時間でもあります。仏教では、それを六波羅蜜(ろくはらみつ)で示しています。
日々の生活を味わい、ふりかえることが未来を作っていきます。
六波羅蜜とは。
布施ーいただいたこの命を、自分のためだけでなく、どうしたら全てのものに対して、おかえしをしていけるか。
持戒ー良い習慣を自分の生活の中でどう作り上げてゆくか。
忍辱(にんにく)ーたえしのぶ時は、これに耐える努力をする。
精進ー 日々の生活を大事にする。
土曜講座のお知らせ
毎月1回開催している公開講座です。ご予約ご不要、直接お越しください。
お茶代として¥300 学生さんは無料です
第106回 土曜講座 9月27日(土)13時~16時
○イス坐禅 住職 高井 正俊
○講談 菊地 玉雲さん
○「鎌倉海藻ポークのこと」 料理教室鎌倉ダイニング主宰 矢野ふき子先生
※矢野ふき子さんが紹介されている記事は下のリンクから
https://www.knsyk.jp/gallery/article/20240701_01
羽村市川崎2-8-20 ☎042-554-1276 臨済宗建長寺派 宗禅寺