3月下旬から4月上旬にかけ、西多摩各所でカタクリの花が見られる。桜の開花情報が聞こえ始める頃である。西多摩で、規模が大きく、良く知られるカタクリ群生地は、瑞穂町狭山池緑地「さやま花多来里(かたくり)の郷」、あきる野市の切欠(きっかけ)、それに青梅市天祖神社北斜面など。
カタクリは朝から花弁が開き初め、夕方には閉じる。良く晴れた暖かい日の日中に訪れるのが良い。
●さやま花多来里(かたくり)の郷(瑞穂町)
さやま花多来里の郷は、狭山池緑地の北西斜面。狭山神社の裏手になる。時期には駐車場も設けられる。珍しい白い花弁のカタクリも見つかる。詳しくは瑞穂町ホームページ参照。
●あきる野市切欠(きっかけ)(あきる野市)
あきる野市切欠(きっかけ)は、睦橋(むつみばし)通りから雨間(あめま)で南下し、秋川を渡ったところで直ぐ左折。秋川グリーンスポーツ公園前から南西に向かう坂道を入り、また直ぐ左に入る(車は通れない)。秋川を臨む北側斜面。場所は少々分かりにくいので、出掛ける前に地図で良く調べて行くことをお奨めする。
●青梅市天祖神社(青梅市)
青梅市天祖神社は、調布橋から秋川街道を南に進み、民家が無くなるあたりの右手にある。長い石段が目印。カタクリは山の北側斜面で、石段前の道を北西に入る車道から見ることになる。