創業45年愛され続けるサンドウィッチ
仲良し主婦のおしゃべりお店散歩
基地の街、福生市で西海岸の気分を感じながらアメリカンスタイルのサンドウィッチが食べられる『チーズ&オリーブ』(福生市加美平3‐7‐11)。地元の人はもちろん、カリフォルニアのUSヨシムラのパーツマネージャーとして勤務経験を持つオーナーの長谷見芳男さんに魅かれ通うライダーらも多い。
米国の食文化に刺激を受け、帰国後、東京にも出店していた米国のファストフードチェーン『A&W』や、代官山の『トムスサンドウィッチ』で修行。1977年にオープンした。
イギリスパンを1枚ずつ鉄板で焼き、調理した具をフレッシュな野菜とともに挟むスタイル。長谷見さんのこだわりが詰まったオリジナルの中でも一番人気はアンチョビマッシュルーム(980円)。アンチョビの旨味を吸い込んだマッシュルームとパンの相性が抜群。マヨネーズから手作りするコールスローサラダとフライドポテトが付いて、ボリュームも満点。
田村真理子さんは、夫が開店以来の常連で、自身も月に1度は訪れるという。連れの河村記代重さんは田村さんに誘われ取材当日初めて来店。二人はBLT(780円)と長谷見さんが趣向を凝らした和風テイストのもち(980円)を注文。シェアして味わった。
「とにかくおいしい。家族でファンです。店内は観葉植物の葉にちり一つなくきれいで、アメリカンな雰囲気も素敵です」(田村)
「ワイルドな感じ、レタスのシャキシャキ感もいいです。もちはバター醤油と海苔の香りがマッチし、おいしい」(河村)
「こだわりのルーで作ったインディアンビーフカレーと食べるナンもお勧めですよ」(田村)
長谷見さんは青梅市出身。若い頃からモーターサイクル好き。兄は名レーシングドライバーの長谷見昌弘さんというからうなづける。山歩きも楽しむアクティブ派だ。
営業は11時〜20時。日曜は18時まで。月、火曜日定休。問い合わせは042(552)2315まで。■今号の散歩びとは田村真理子さんと高校の同級生で羽村市在住の河村記代重さんです。