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コラム

加藤育男市長が出馬表明

総仕上げへ5選目指す

4月28日投開票 福生市長選

4年前の選挙戦はコロナ禍で行われた

福生市の加藤育男市長は1月30日、臨時記者会見を開き、4月21日告示、同28日に投開票される市長選に5選を目指し出馬すると表明した。同市長選での出馬表明は同市長が初めて。

同市長は会見で、4期目任期の大半がコロナ禍で市政運営が困難だったこと、物価高騰で駅前の再開発が進まなかったことなどを理由に、「やり残したことがある」として5選を目指す考えを示した。

表明に至るまでには周囲と相談。3年前の現職が6選を目指した羽村市長選や昨年の檜原村長選を念頭に「多選の弊害はないと判断した」とした。ただ、「6期目はないと覚悟を決めている。次が総仕上げになる」と訴え、強い決意を示すとともに次の市長を目指す人たちへの配慮も見せた。

同市長は2008年に初当選した。同選挙は保守が分裂。当時、国政で存在感を増していた旧民主推薦候補との三つ巴の激しい選挙戦となった。接戦の末、当選を果たすと、その後の選挙では自公の推薦を受け、強さを発揮した。

4年前のコロカの緊急事態宣言下での選挙では、街頭演説をしたのは第一声だけ。その後は同市の新型インフルエンザ等対策本部で対応に追われた。選挙運動は林田武選対本部長、最大会派の正和会、後援会などが中心となり保守支持層をしっかりまとめ、共産推薦の無所属新人候補を大差で破り、4選を果たした。

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編集室システムU

西多摩地域を中心とした東京25区管内の政治、行政、経済社会、トピックスなどを配信する「東京25ジャーナル」の編集室。
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