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地域との交流、理解を願って
福生市社会福祉協議会が運営する生活介護事業所れんげ園(福生市南田園)が10月13日、ダイハツショップ福生田園(同市北田園)の大創業祭に模擬店を出店し、オリジナル製品のクッキーや布小物を販売し、地域と交流した。
同園は、知的障害を持つ人の生活の改善、機能の維持向上等を目的に、機能訓練や創作、余暇活動などのサービスを提供。現在、16人が通所している。
利用者の自立と社会参加、福祉の増進につながる創作活動では、職員と共にクッキーや布小物を作っている。製品は12月に開催される「ふくふくまつり」や7月の福生七夕まつりで販売される。
同祭では、さまざま形のクッキー、サイフ、小物入れ、バッグなどの布小物を販売した。「素晴らしいね」と言って手に取り、買い求める人もあった。
会場には同社の顧客を中心に地域住民らが訪れ、ガラポン抽選会や模擬店、キッチンカーグルメを楽しんだ。軽自動車500円、普通車1000円で行うオイル交換も喜ばれ、交換の売上全額が地域の社会福祉協議会に贈られる。
同市社会福祉協議会事務局次長の上村純也さんは「出店の誘いをもらいありがたく参加させてもらった。出店することで、地域との交流が進み、園の活動への理解が進むことを願っている」と話した。