~東京の森から~ 東京チェンソーズ
檜原村の林業会社「東京チェンソーズ」が、街プレ読者の皆様にお届けする東京グリーンプレス!
毎日、西多摩の山々で暮らす僕たちが、リアルな西多摩の自然の姿をお届けします。。
「東京の木」で家づくり TOKYO WOODバスツアー開催
檜原村・時坂にある東京チェンソーズ社有林に「TOKYO WOOD普及協会」のバスツアーがきました。TOKYO WOODは「東京の木」で家を建てようという趣旨のもと、林業から製材、工務店をつないだ集まりで、チェンソーズも会の一員となっております。
バスツアーは、その家の材料に使う木のふるさとともいえる山や製材所を訪れるものです。
素晴らしい秋晴れに恵まれたこの日のツアーには5組のご家族が参加しました。ちょうど伐採が終わったばかりの社有林では、伐ったばかりのスギやヒノキを間近で見ることができ、めったにない体験ができたようです。
じっさいに木に触れ、その手触りや香りを感じることで、木に対する思いも高まったのではないでしょうか。
ちなみに木の倒し方ですが、私たちは2人1組になり、1人がチェンソーを使って伐り、もう1人がチルホールというワイヤーを引く道具を使って引き倒す、というやり方をしています。倒す方向は山の斜面上方。重力に逆らって倒すことになるので、やんわり倒れます。木への衝撃が少ない倒し方といえそうです。
さて、この日のお昼には、檜原村の畑で採れた野菜をメインにした手作りのお弁当を用意しました。中身は生姜と油揚げの炊き込みご飯、きのこのお味噌汁、里芋や柚子の料理など。モミジの葉を装飾に用い季節感を出しました。村のシンプルな味を楽しんでいただけたかと思います。
さて、最後にお知らせをひとつ。檜原村の在勤・在住者限定となってしまいますが、来月3 日(土曜日)、檜原村では薪ストーブの暖かさが体感できるツアーを行ないます。行く先は長野県千曲市のモキ製作所様。モキ製作所様のストーブは独自の高温燃焼システムが特徴で、針葉樹や竹も燃料に使えるそうですので便利です。
薪ストーブにご興味のある方、ふるってご参加ください。参加費は昼食代込みの2000円となっております。お申し込みは東京チェンソーズまで。