「地域のみなさまの利便性を第一に」
農業と地域振興に期待の声
JA西東京古里支店(奥多摩町小丹波)が9日新装オープン。新店舗は国道411号線に面し、古里駅周辺の商店街に位置する。当日はオープン式典が行われ新店舗の船出を祝った。
新店舗は鉄骨造地上2階で延べ床面積は566平方㍍。1階はATMコーナーを備えた来店客を迎えるロビーと営業室。2階は会議室や倉庫となっている。環境に配慮し太陽光発電システムを導入し、最新のセキュリティーシステムも完備する。式典には加藤一美奥多摩副町長ら来賓を含め関係者30人ほどが出席。あいさつに立った野﨑啓太郎組合長は「旧店舗は老朽化が目立ち、一昨年の総代会で建て替えが承認された。地主をはじめ地域のみなさまの協力で素晴らしい建物ができた。店舗管内の1700人の組合員をはじめ地域のみなさまの利便性を考慮した店舗運営を心掛け、これまで以上に愛され、信頼されるJAを目指して努力したい」と決意を述べた。
来賓で加藤副町長らが祝辞を述べ、JA西東京の農業と地域振興に果たす役割に期待を寄せた。
開店の午前9時には地元の原島昭さん(64)が初めての利用者として来店。
拍手の中で迎えられ、野﨑組合長から花束と野菜の詰め合わせが贈られた。