高さ17.5mを6秒で 駆け上がる迫力に歓声
アウトドア専門商業施設「モリパークアウトドアヴィレッジ」で4月16日、スピードクライミングの世界トップ選手が参加し「SPEED STARS2017」が開催。多くの来場者、報道陣で賑わった。
同施設に新たに誕生したスピードクライミング専用ウォール。オープンを記念した今回の催しでは、男子女子の世界ランキング1位の選手や世界記録保持者8人によるエキシビジョンマッチが行われた。多くの観客が見守る中、スタートの合図が鳴ると、高さ17・5㍍のウォールを約6秒ほどで一気にかけあがっていく迫力に、観客からは大きな歓声があがった。
2020年の東京オリンピックでは「リードクライミング」「ボルダリング」「スピードクライミング」の3種目を選手1人で行う競技が決定している。今回のウォールの完成により、3競技の常設施設が揃った全国初のエリアとなり、今後は「クライミング選手の聖地に」と期待が高まっている。