「青梅市観光協会」「山梨県小菅村」と共にPR
「農商工」連携企画 第1弾JA西東京と連携しイベント開催へ
地域イノベーションを進めるバリューアップジャパン。そのプロジェクトとして、農商工連携や異分野連携、地域資源の活用、商店街の活性化などを目的に昨年、スタイルグループは立ち上がった。
プロジェクトリーダーである小山洋一さんを中心に、主旨に賛同する商工事業者などが多数参加。
昨年は地域資源の活用として、定休日などで遊休地となる場所を企業に提供してもらい、東北野菜の直売会と合わせ西多摩の物産展を企画してきた。
CSR(社会貢献活動)の一環として企業側も積極的に協力し、オニキスやカーセブンなどカーディーラーの展示スペースでのイベントは、各地域ごとに開催され、多くの来場者で賑わいを見せた。
同プロジェクトは今年に入り、様々な企業、団体との連携を始動した。
先日、立川市の昭和記念公園で行われた「食・健康・ふるさと自慢i n 昭和記念公園」に出店。梅まつりのPR活動を行った青梅市観光協会や、足湯の体験や物産のPRを行った山梨県小菅村と共に、新たな販路拡大や地元物産のPRを行った。当日、悪天候にも関わらず、各ブースには多くの来場者が足を止め、旬の味覚を楽しみながら、陳列された逸品に目をとめた。農林水産省食料産業局は昨年12月、多様な産業分野が持つ、様々な価値の共有と創出していくことを目的に、全国642(平成24 年3 月16日現在) の団体、企業、個人が参加し産業連携ネットワークを設立した。 同ネットワークの会員であり、バリューアップジャパンを運営する㈱プラネットを通じ、スタイルグループプロジェクトの活動は産業連携プロジェクトとして紹介され、連携先の募集が行われた。
その第1弾となる企画として、全国で初となる直売所を活用したイベントを企画。
JA西東京・野﨑啓太郎組合長は「首都圏の農業振興や、次世代育成として、直売所を核とした地域の商工業の活性化につながっていけば」と同プロジェクトへの支援を決め、このイベントは実現した。
3月27日、青梅市新町のJA西東京かすみ直売センターで「西多摩農商工祭」を開催する。 今後もスタイルグループは地元企業や、行政、地域団体などとの連携企画も進めている。