150年の時を刻んだ蔵でコンサート定期開催始まる
福生市熊川の石川酒造は7月22日を皮切りに、「音と酒、そして食」を楽しむ空間作りを目指し、コンサートの定期開催が始まる。
150年の歴史を持つ同酒造。敷地内には、古くからある蔵などを改装した趣ある2つの飲食店のほか、同じく蔵を改装したホールが2つある。一線で活躍するミュージシャンたちは、この空間をこよなく愛し、ブルースやジャズのコンサートを不定期で開催してきた。
コンサートは口コミで広がり盛況に。「お酒や食事を、より楽しんでもらうために」と同酒造は繁忙期を除き、月に1度のコンサート企画をはじめることとなった。
第1回はキャロルのメンバー・内海利勝さん(G/Vo)率いるバンド「BACA―BACCA」。ダウンタウンブギウギバンドの新井武士さん(B/Vo)、宇崎竜童バンドの長洲辰三さん(G/Vo)、キングトーンズの寺本修さん(D)をメンバーに、同酒造代表でブルースハープ奏者である石川太郎さんが「+1」として参加し、大人のブルースを披露する。コンサートの前後、敷地内の飲食店で食事を楽しむこともできる(別途)。
開場は13時30分。開演は14時。入場料は2500円。チケット売上げは全額、日本赤十字等の団体に寄付する。チケットの予約はE-mail問い合わせは同酒造042(553)0100まで。(hatakeyama@tamajiman.co.jp)。
夏時間、大人時間を味わおう 2012年夏、絶対行きたいお勧めスポット
和 大切な人と過ごす「大人の時間」石川酒造きっての人気の季節が、ついに到来
「酒を最もおいしい状態で提供したい」。石川酒造は新たな空間創造を目指し、敷地内に2店舗の飲食店を営業している。
日本酒に合う和食やそばをメインに提供する「雑蔵」。地ビール「多摩の恵」の酒と合った洋食を提供する「福生のビール小屋」。料理には地下150mから汲む天然水を料理に使い「酒との相性が良い」と関東近県からも連日多くのファンが通う。
中でも人気のシーズンが「夏」。新緑に彩られた歴史ある庭園には思わず息をのむ景色が広がる。
オープンテラスで大切な人と過ごす大人の時間。酒と食を知り尽くした同酒造だからこそできる、至極の時間がそこにある。
夏は大変混み合うため予約を入れた方が安心だ。
洋 ワンコインで楽しめるメニューも 昭和館のビアガーデンが間もなくオープン
昭島市昭和の森のフォレスト・昭和館で7月2日、ビアガーデンがオープンする。
ホテルの北側に広がる広大な昭和の森。新緑に囲まれた至福のひと時を求め、ビアガーデンオープンを毎年多くのファンが待ち望む。
今年は通常メニューの他、庭園にレストランカーも設置し、冷えたビールとすぐに食べられる1コイン(500円)小皿メニューも販売する。
レパートリーも多種多様。タイ風さつま揚げや広東風サバの香味揚げ、黒酢の酢豚などホテル料理をリーズナブルに楽しめる。
都内きってのロケーションに包まれたビアガーデン。夏の夜風に涼みながら、至福の時をぜひ一度。