青梅市沢井の澤乃井ギャラリーで25日まで、新進の陶芸家たちによる「酒乃器展」が開催されている。若手陶芸家ら10人の作家が「日本のお酒や食卓をより楽しむ」をテーマに、それぞれの個性と思いを込めた器を制作した。
同展を主宰し、原宿でギャラリーを営む近藤智宏さんは、これまで若手陶芸家の育成に尽力してきた。今回は、実際に使用するユーザーからの評価を受けることで、若手陶芸家により深い経験を積んでもらおうと同酒造での酒器展を企画したという。
展示では来場者に気に入った作品に投票してもらう。大賞に選ばれた作家に投票した3人に作品、もしくは澤乃井商品などをプレゼントする。投票者多数の場合は抽選。結果は会期後、ホームページ上で発表。
同酒造は「現在活躍中の陶芸家たちが、それぞれの個性と技術を活かした作品を展示する。初めての企画だが、個性豊かな作風が揃ったので、ぜひ楽しんでほしい」と話している。問い合わせは同ギャラリー0 4 2 8(78)8215へ。