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綿々と伝え継がれてきた天然理心流心武館が奉納演武

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約400人が参加

 天然理心流心武館の奉納演武がこのほど、昭島市の拝島大師本学院中庭で行われ、門人、来賓、賛助員、一般見学者ら約400人が参加した。北辰一刀流、双水執流、立身流の3流が招かれ賛助演武を披露した。奉納演武は去年の大扁額奉納記念演武に続き3回目となる。

同院30世川勝賢亮師による法要、大塚館長、伊藤顧問のあいさつに次いで武術が奉納された。

心武館門人らによる表の木刀5本、陰橈7本、居合い3本、目録の型などが降り始めた秋雨を衝いて激しい気合とともに次々と行われ、会場のテントから盛んな拍手が送られた。

天然理心流は江戸末期、多摩地方に隆盛した剣法。新撰組の近藤勇はその4代目宗家。大塚館長は、あきる野市五日市出身。その正統を継いだ井上才一同心武館初代館長から数えて4代目に当たる。

賛助演武では北辰一刀流の小西真円一之玄武館6世宗家が見事な太刀筋を披露し会場を魅了した。福岡黒田藩から江戸に伝わった双水執流では伊藤學同館長らの小具足組打ちと居合い、下総佐倉藩の立身流兵法を今に伝える大畑勇気館長の抜刀術が披露された。最後に大塚館長が真剣で天然理心流「浮島」を奉納して演武を終了した。

大塚館長は「他流をお招きしての奉納演武で、1つひとつの流派が日本の文化として綿々と伝え継がれてきたことを感じてもらえたら幸いです」と話した。

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