減農薬にこだわる生産者と直売所
「東京都エコ農産物」の販売に合わせリニューアル
JAにしたまでは4月1日よりの販売を開始。これに合わせ自然派やさい直売所「ベジ・ベジ」(羽村市五ノ神、電話042 -554 -0831)の店内のブースリニューアルを行った。
「東京都エコ農産物」とは、化学合成農薬や化学肥料の使用量を、基準値よりさらに減らし栽培された農産物を指す。都の定める慣行使用基準から、削減した割合に応じて25%削減したものを「東京エコ25」、50%削減したものを「東京エコ50」、まったく使用しないものを「東京エコ100」とし、3つの区分で認証される。
羽村市では現在、12人の農家が認証を受け、環境に優しい栽培方法を、創意工夫して野菜を行っている。
JA羽村駅前にある同直売所では5年ほど前から、減農薬などに取組む生産物のみの販売に特化。農薬などに意識を持った消費者から支持され、地元を中心に数多くのファンが通う。「子どもがここのニンジンしか食べない」と常連になった客もいる。
現在はのらぼう(150円程度)やほうれん草(100円程度)を中心に7、8種の野菜が並び、これから春野菜の出荷が始まっていく。営業時間は10時〜17時。