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限定グルメ、続々と売り切れに

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青梅農商工祭、開催

 

JA西東京かすみ直売センター(青梅市新町)で先月23日、全国の農林水産物や資源を活用した6次産業化商品などを販売する「青梅農商工祭」が開催。訪れた1500人の来場者は、この日限定のグルメを楽しみ、新たに開発された「青梅だんご汁」を始め、限定逸品グルメが続々と完売していた。

 

 

 

来場者で賑わう直売所

人気の卵つめ放題

新しい各店自慢のメニューを開発

メニュー開発を行う研究交流会

青梅市農商工等産業連携事業として行われた同祭。

開催に合わせ委員会では、「蕎麦処いなりや」(青梅市和田町)をリーダーに、地元の生産者や飲食店、協力企業が参加する研究交流会を開き、青梅産の米や小麦、野菜、高級スーパーなどで販売される三元豚ブランド「青梅豚」、こだわりぬいて生産される青梅産の卵、日本古来の伝統的な味を再現した「東京しゃも」、酪農家を限定することで高い乳成分を実現した「東京牛乳」、「国産のうなぎ」などを素材に、新たな青梅産の付加価値のある新メニューや加工品の試作を生み出してきた。

研究交流会で新たに開発されたメニューは、定期的に開催される同祭を通じて販売され、地元市民への認知度を高めてきた。生産者と飲食店の連携が生まれることにより、生産者の取引高が拡大し、生産意欲の向上へとつながっている。

「青梅だんご汁」や「うなぎメニュー」

テーマ商品である「青梅だんご汁」の新メニューに、「つぶあんカフェ」(青梅市本町)が青梅産の小麦、野菜、豚と奥多摩の味噌、東京牛乳を使用した新しい「青梅だんご汁」を販売。他、「蕎麦処いなりや」(青梅市和田町)は青梅産大豆の醤油とにんにく、野菜を素材にした自家製タレで作る「チキンステーキ」を、「海野水産」(青梅市今井)は、うなぎと青梅産野菜を使用した「うなぎ焼きそば」を、「らーめんつけ麺いつ樹」(青梅市新町)は青梅豚のチャーシュー、野菜を使った「濃厚ブラックカレー焼きそば」を、「手作りパン工房スリール」(あきる野市雨間)は青梅産の米、卵、国産うなぎを使用した「手作りキッシュ」を、「手打そば河邉」(羽村市羽西)は青梅の米、野菜、うなぎを使用した「ひつまぶし」を限定グルメとして販売した。

他のブースでも青梅産大豆のしょうゆを使った「みたらし団子」や、青梅産三元豚の「焼豚」、青梅産ネギを使用した「もつ焼き」など地元生産品を使った加工商品も販売され、来場者は様々に並んだ限定グルメに舌鼓を打った。

 

 

 

地元企業、団体も同祭を応援

当日は地元の和太鼓チーム「青梅太鼓」や、あきる野の「武天」も応援にかけつけ、熱い和太鼓パフォーマンスにより会場を盛り上げた。かわなべ鶏卵農場(青梅市小曾木)が行った、こだわり卵の詰め放題には長だの列ができた。こうした一連の青梅市農商工等産業連携事業に、多数の地元企業による支援の輪が広がっている。

参加企業らは次回、9月7日に青梅市役所で開催される青梅農商工祭へ向け研究交流会を開き、新しいメニュー開発へと取り組んでいる。_

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