青梅の直売所で「青梅農商工祭」開催
JA西東京グリーンセンター(青梅市梅郷)で3月29日、青梅産食材を使った限定グルメが楽しめる「青梅農商工祭」が開催され、2000人の来場者で賑わった。主催は6次産業化支援委員会。
青梅市農商工等産業連携事業として定期開催してきた同祭。毎回、開催に合わせ事前に開かれる研究交流会で、米やしょうゆ、ゆず、青梅豚、こんにゃくなど青梅産の食材や、東京しゃも、東京牛乳などを素材にし、地元の生産者や飲食店、協力企業らによる限定グルメを考案してきた。
今回は、テーマメニューの「青梅だんご汁」をそば店やすし店、カフェなどがオリジナルメニューとして開発。青梅産の食材を使った「青梅カレー軍鶏だんご汁」や「青梅和風出汁(だし)だんご汁」「青梅牛スジだんご汁」「青梅豚のさっぱり肉だんご汁と旨(うま)だしおにぎり」などが販売された。
他にも、青梅産の食材などを使った「みたらし団子」「濃厚ブラック焼きそば」「ゆずみそ・ゆずジャム」「青梅豚スペアリブ」「青梅米おにぎり」「鯛(たい)めし」「青梅地区のハチミツ」「青梅産ネギを使った揚げタコ焼き」「青梅豚の豚バラトマト串」などが並ぶ。また、苔(こけ)玉や苔盆栽、多摩産材に含浸技術を施したプランター、隣接する山梨県丹波山村の「鹿肉ソーセージ」や「鹿焼肉」なども販売。また今回、開発したメニューは同祭以外でも3月に、各参加店で限定で販売された。
当日はかわなべ鶏卵農場(青梅市小曾木)による「卵の詰め放題」(11時〜、14時〜。各回300円)や上郷梅老若囃子(はやし)連、中郷囃子連の演奏なども披露され会場を盛り上げた。