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森の演出家ツッチーと歩く Tokyo Mounrain

コラム

夏の西多摩の山々や川には、多くの人が訪れとっても賑やか♪老若男女、美しい新緑、涼しげな清流に囲まれれば自然と笑顔が溢れます。そんな豊かな自然を未来へつないでいくため。西多摩各地で多くの人が様々な取り組みを行っているのをご存知でしょうか?

西多摩の豊かな自然を知り、守る森を知り、木々の魅力を体感

8月1日に、奥多摩の古里で行われた「奥多摩木工ピクニック」。岡山県でヒノキを使った家具作りを行っている「木工房ようび」の大島正幸さんご夫妻が、奥多摩で10年間閉鎖していた工房を開き開催しました♪

岡山県の西粟倉はおよそ95%を森林、そのうち84%が人工林が占めているそうで、過疎化で町村合併が進むなか、合併を拒み続けたこの村は村存続の危機から脱するため、村を覆い尽くす杉や檜の人工林に目を向けたそうです。もともと岐阜で家具職人として働いていた大島さんはこの地域で起きた「戦後50年かけて育った木を、もう一度手を入れ、50年先の未来へと繋ぐプロジェクト」に感銘を受け、拠点とすることを決意されたそう。その後、自然豊かで近い環境の奥多摩を知り、このほど古里に2つめの拠点を構えられました。

今回はその第1弾となる企画として奥多摩の材を使ったまな板づくりのワークショップです。大島奈緒子さんから森の話や木材のことを学び、その後、自分でまな板の素材選びから、オイルを塗って仕上げるまでの作業を体験。最後に手作りのまな板を持って、古里の川べりでCOFFEE PICNICを楽しみました♪今後、ツッチーとコラボしたイベントも予定。ぜひお楽しみに!

 

 

 

美しい多摩川を守る人々

青梅市と青梅市みどり水のふれあい事業推進協会が主催し8月2日、同市内の御岳渓谷から友田までの18会場で行われた「多摩川1万人の清掃大会」。約3000人の方が参加されました。

季節問わず多摩川には、市内外から川遊びや釣りなどで多くの人が訪れますが、一方で、バーベキューなどにより汚れが目立つ場所も多いのです。平成6年度から始まったこの清掃は、市内外に「すばらしい多摩川をいつまでも守る」ことを清掃活動を通じて広く呼びかけていくことを目的に続いております。

昨年も3000人の人が参加し約2㌧のゴミが集まりました。「ごみを拾う活動から、ごみを捨てさせない活動へ」。魅力溢れる清流・多摩川も、こうした多くの地元の方の尽力によって、その美しさが保たれているのです。

 

コラム執筆者

ツッチー(土屋一昭)

JR御嶽駅すぐ裏手の古民家を拠点に、「自然を通じた癒し」をテーマに活動。奥多摩、青梅エリアの案内や、釣りガイド、ネイチャーガイドなどを精力的に行う。
青梅、奥多摩エリアのナビゲーター的な存在。

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